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多地点合同メディカル・カンファレンス[2016-第18回]

更新日:2017年01月17日 [ 更新履歴 ]
更新履歴
2017年01月17日 ビデオを掲載しました。
2016年12月16日 抄録を更新しました。
2016年01月13日 抄録を掲載しました。

日時 2016年12月22日(木) 17:30~19:00
テーマ がん患者の感染対策
(栃木県立がんセンター発信)
司会 栃木がんセンター 外科 藤田 伸
がん患者は易感染宿主であり、そのがん患者が感染症を発症すると、その管理が難しいだけではなく、がん治療の遅れにつながる。またがんと間違えやすい感染症の存在やHIV感染に伴うがん発症など、診断を含めた感染対策はがん診療現場において大変重要である。そこで、がん手術治療に伴うSurgical Site Infection(SSI)、がん化学療法に伴う発熱性好中球減少、がんと間違えやすい感染症、がんとHIV感染について解説し、がん患者における感染対策を総合的に討論したい。

1.がん手術におけるSurgical Site Infection(SSI)対策の意義
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栃木県立がんセンター 統括診療部長 藤田 伸
本年、日本化学療法学会・日本外科感染症学会から術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン、WHOからGlobal Guidelines for the Prevention of Surgical Site Infectionが発表され、SSI対策の新たな時代を迎えた。がん手術のSSIの問題点を腫瘍学的な側面から考察し、がん診療におけるSSI対策の意義を明らかにしたい。

2.発熱性好中球減少とその問題点
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栃木県立がんセンター 化学療法センターセンター長 和泉 透
発熱性好中球減少(FN)はがん化学療法における重要な合併症であり、患者のQOL低下、医療コストの増加、治療関連死亡のリスク増加などをきたす。化学療法スケジュールの変更や減量などがあれば抗がん治療効果の減弱も懸念される。FNに対する対策として一般的な感染管理、予防的ならびに経験的な抗菌薬などの投与、G-CSF投与などがあげられるが、それらの問題点にも言及したい。

3.がんと間違えやすい感染症
(非公開)
静岡がんセンター 感染症内科 部長 倉井 華子
亜急性から慢性の経過をとる感染症は時に悪性腫瘍と似た経過・画像をとる。今回は静岡がんセンターへ悪性腫瘍疑いとして来院されたもの、最終診断が感染症であった症例をまとめ、検討したい。当院の症例では結核や非結核性抗酸菌症、膿瘍性疾患、真菌症が多いが、寄生虫疾患などまれな疾患も経験する。この中で特に結核は曝露の点からも鑑別が重要であることを強調したい。

4.がんとHIV/AIDS・・・「その時」にあわてないために
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がん・感染症センター都立駒込病院 感染症科 部長 今村 顕史
HIV感染症の予後は、抗HIV薬による治療によって劇的に改善した。しかしその一方で、カポジ肉腫などの「AIDS指標疾患」だけでなく、様々な「非AIDS指標悪性腫瘍」の増加が大きな問題となってきている。HIV感染に関わる「その時」のために、HIVの診断、HIV感染者の癌治療だけでなく、HIV感染者に関わるために、今知っておきたいポイントも解説する。

用語集
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