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多地点合同メディカル・カンファレンス[2017-第3回]

更新日:2017年03月10日 [ 更新履歴 ]
更新履歴
2017年03月10日 ビデオを掲載しました。
2017年02月17日 抄録を更新しました。
2017年01月31日 抄録を掲載しました。

日時 2017年02月23日(木) 17:30~19:00
テーマ がん治療合併症予防に対する体性幹細胞応用の可能性
(長崎大学病院発信)
司会 長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 顎口腔再生外科学分野 朝比奈 泉
体性幹細胞による消化器がん切除後あるいは頭頸部がん放射線化学療法に伴う合併症予防の可能性を検討するための実験的研究を進めているので、その概要を紹介する。

1.頭頸部放射線障害に対する幹細胞治療の可能性
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長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 硬組織疾患基盤研究センター 准教授 住田 吉慶
われわれは放射線性唾液腺障害に対する骨髄幹細胞治療の可能性について検討を行ってきた。しかしながら、一定の投与効果は認めたものの、根治的でなく、寛解後に障害が固定した症例に対する有用性については疑問が残った。そこで、末梢血から増幅した抗炎症・血管新生に特化した細胞群を萎縮唾液腺に投与したところ、高い障害予防と組織の再生効果を得た。頭頸部放射線治療の合併症に対する幹細胞治療の可能性について発表する。

2.東京—長崎間空輸による自家口腔粘膜細胞シート移植の臨床研究
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長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 移植・消化器外科学 助教 小林 慎一郎
東京女子医科大学—長崎大学病院間にて行った製造機関CPCと移植実施機関間の輸送システムの確立と自家口腔粘膜細胞シート移植の安全性の検証について述べる。早期食道がん患者を適応とし、製造空輸された自家口腔粘膜細胞シートを内視鏡的治療後潰瘍面に対して細胞シートを貼付した。観察期間は1年とし、潰瘍の治癒過程、狭窄の有無との関連を評価した。今回は、製造機関と移植実施機関での安全性評価の検証結果を報告する。

3.膵がん手術後の合併症に対する再生医療の可能性
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長崎大学大学院 移植・消化器外科
足立 智彦、大野 慎一郎、足立 利幸、今村 一歩、川上 悠介、
夏田 孔史、曽山 明彦、日高 匡章、藤田 文彦、金高 賢吾、高槻 光寿、江口 晋 
膵がん手術後の合併症である膵液瘻では、膵臓切離断面からの膵液が周囲を自己融解させ、時に大出血を引き起こす。当科ではこの予防に、膵臓断面への筋芽細胞シート貼付の有用性を実験的に示した(J Gastroenterol. 2013)。また、膵がんに対する膵臓全摘後の膵機能補完とし得る、膵島細胞/間葉系幹細胞複合シート移植に関する基礎的研究を行ってきた(Tissue Eng. 2015)。今回はこれらを報告する。

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