視触診とマンモグラフィーの併用による乳がん検診(50歳以上)
検診による乳がん死亡率減少効果があるとする、十分な証拠があります。
視触診とマンモグラフィーの併用による乳がん検診(40歳代)
検診による乳がん死亡率減少効果があるとする、相応の証拠があります。
視触診単独による乳がん検診(50歳以上)
検診による乳がん死亡率減少効果がないとする、相応の証拠があります。
視触診単独による乳がん検診を評価した無作為化比較対照試験は現在までありません。わが国で行われた症例対照研究では、乳がん死亡の減少は認められませんでした。したがって、現在のところ、検診による乳がんの死亡率減少効果がないとする相応の根拠があるとされています。
マンモグラフィーの無作為化比較対照試験はわが国では行われていませんが、1960年代以来、米国をはじめとしていくつかの国で行われてきました。
平成13年の久道班報告書では、50歳以上では死亡率減少効果が平均で23%と、統計的有意であり、また40〜49歳では平均16%であったとしています。