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がん診療連携拠点病院院内がん登録全国集計

更新日:2012年03月21日    掲載日:2009年11月14日
全国のがん診療連携拠点病院において、1)各がん種、進行度、その治療の分布を把握し、国や都道府県のがん対策に役立てる、2)各施設が全国と比較した自施設のがん診療状況を把握し、がん診療の方向性等を検討する、ことを目的に、その基礎資料として院内がん登録のデータを集計した報告書です。

1.2009年集計の報告書について

2010年11月に当時のがん診療連携拠点病院377施設および2009年時点で指定されていた2施設に対して、全国集計の手順書を送付し、2009年1月〜12月に診断された「がん」の情報を、2011年1月、手順書に従ってデータ提出していただき、そのデータを集計したものです。

2.集計表データの利用について

2009年集計は施設別集計についても集計表を含んでおります。関係者におかれては、この集計から地域や自施設の拠点病院の2009年の状況がどうであったか、あるいは自施設の院内がん登録の精度はどうであったかを検討する基礎資料としてご利用いただきたく存じます。

現段階での集計結果は、院内がん登録における登録対象が自施設を初診した症例だけであったり、他施設で開始された継続治療などの情報が含まれなかったり、という院内がん登録上のルールの制限が大きく影響しています。実際の診療に用いられている病期と異なる国際的病期で集計されている点、治療についても未治療である状況で初診された場合の初回治療のみ(経過中の全治療ではありません)が集計されているなど、拠点病院の実態(どんな治療が何件されているか、など)そのものをあらわしているわけではない点にも注意してください。

また、各施設から提出された匿名化されたデータを集計しているため、同一人物が異なる施設に受診された場合には、同じ人の同じ「がん」が重複してカウントされることになり、実際の「がん」の数そのものを反映しているわけではありません。加えて、全ての「がん」ががん診療連携拠点病院でのみ診療されているわけではありませんので、都道府県別データにおいてもそのデータがその都道府県の「がん」の全てをあらわしているわけではありませんし、あくまで2009年の一側面をあらわしているだけですので、今現在の施設の状況をあらわしているわけでもありません。

報告書の本文もこうしたデータの解釈上のポイントに触れておりますので、本文をお読みいただいた上で、集計をご利用いただきたく存じます。

3.全国集計の今後について

このような限界はありますが、今後、正確さを上げていくことで、がん診療連携拠点病院の診療実態のいくつかの側面を明らかにしていくことになると期待されており、拠点病院の協力のもと、2010年以降の診断例についてもデータの収集・集計と公表を継続していく予定です。

さらに、今後、登録上の問題点を改善し、情報提供の仕組みの整備なども進めていく予定です。

5.過去の全国集計について


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