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大腸がん(だいちょうがん)

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更新日:2016年02月10日 [ 更新履歴 ]    掲載日:1997年09月22日
更新履歴
2016年02月10日 「2.治療成績」の5年相対生存率データを更新しました。
2016年01月06日 「大腸癌治療ガイドライン2014年版」より、「大腸がんの臨床病期と治療」の図を更新しました。
2014年10月03日 「2.治療成績」の5年相対生存率データを更新しました。
2014年05月14日 内容を更新しました。
2012年11月02日 「2.治療成績」内容を追加しました。
2012年10月26日 更新履歴を追加しました。タブ形式に変更しました。
2011年11月09日 内容を更新しました。

1.臨床病期による治療選択

大腸がんの治療には、内視鏡治療、手術、薬物療法、放射線治療などがあります。治療法は、病期、全身状態、年齢、合併するほかの病気などを考慮し決定されます。

図7は病期と治療法選択の目安を表にしたものです。担当医と治療方針について話し合うときの参考にしてください。
図7 大腸がんの臨床病期と治療
図7 大腸がんの臨床病期と治療
大腸癌研究会編「大腸癌治療ガイドライン 2014年版」(金原出版)より作成

2.治療成績

がんの治療成績を示す指標の1つとして、生存率用語集アイコンがあります。生存率はがんの進行度や治療内容別に算出しますが、患者さんの年齢や合併症(糖尿病などがん以外の病気)の有無などの影響も受けます。そのため、用いるデータによって生存率の値が異なる可能性があります。

生存率については、全国がん(成人病)センター協議会(全がん協)が公表している院内がん登録から算出された5年相対生存率のデータを公表しています。このデータは、およそ10年前のがんの診断、治療に基づくものです。診断や治療の技術は進歩していますので、現在は下記の数字より治療成績は向上していると考えられます。また、データは平均的なものであり、かつ確率として推測されるものですので、すべての患者さんに当てはまる値ではないことをご理解ください。

大腸がんの病期別生存率については、下記の[大腸がんの生存率について、さらに詳しく]の表2をご参照ください。
【大腸がんの生存率について、さらに詳しく】
このデータは、2005年から2007年の間に、大腸がんの診断や治療を受けた患者さんが対象となっています。治療については、外科治療だけではなく、放射線治療、化学療法、その他の何らかの治療を受けた患者さんが対象となっています。そのため、各施設で公表している、外科治療だけを受けた患者さんを対象とした生存率と異なる場合があります。

病期用語集アイコンについては「大腸がん 検査・診断-2.病期(ステージ)」をご参照ください。
表2 大腸がんの病期別生存率
病期 症例数(件) 5年相対生存率(%)
I 3,515 98.8
II 2,869 91.3
III 3,642 82.1
IV 2,570 18.5
全症例 13,002 76.1
外部サイトへのリンク全国がん(成人病)センター協議会の生存率共同調査 KapWeb(2016年2月集計)による

なお、こちらの表の臨床病期はUICC(Union Internationale Contrele Cancer:国際対がん連合)TNM分類を用いています。
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3.自分に合った治療法を考える

治療方法は、すべて担当医に任せたいという患者さんがいます。一方、自分の希望を伝えた上で一緒に治療方法を選びたいという患者さんも増えています。どちらが正しいというわけではありません。自分の生活や人生において何を大切にするのか、自分で考えることが大切です。

まずは、病状を詳しく把握しましょう。わからないことは、まず担当医に質問してみましょう。診断を聞くときには、病期(ステージ)を確認しましょう。治療法は、病期によって異なります。医療者とうまくコミュニケーションをとりながら、自分に合った治療法であることを確認してください。

担当医と話すときの助けとして「わたしの療養手帳 自分に合った治療法は?患者必携サイトへのリンクもご参照ください。「患者必携 わたしの療養手帳」はさまざまな場合で必要なことを書きとめることができる手帳になっています。印刷もできますので、自分で記入してみて、わからないことや聞いてみたいことを整理してみましょう。

診断や治療法を十分に納得した上で、治療を始めましょう。最初にかかった担当医に何でも相談でき、治療方針に納得できればいうことはありません。

担当医以外の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞くこともできます。セカンドオピニオンを聞きたいときは、担当医に話してみましょう。多くの医師はセカンドオピニオンを聞くことは一般的なことと理解していますので、快く資料をつくってくれるはずです。

セカンドオピニオンに関しては、「セカンドオピニオンを求めるとき」もご参照ください。

担当医以外でも、看護師などほかの医療スタッフやがん相談支援センターのスタッフに相談することができます。あなたの抱えている問題点を整理し、一緒に考えてくれます。

がん相談支援センターについては「がんの相談窓口『がん相談支援センター』」もご参照ください。
【参考文献】
  1. 大腸癌研究会編:大腸癌治療ガイドライン2014年版;金原出版
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