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胃がん(いがん)
更新日:2007年04月02日 掲載日:2007年04月02日
概略
胃がんが疑われると、胃の内視鏡検査や胃X線検査を行います。胃がんの広がりを調べる検査としては、胸部X線、腹部超音波、CT、注腸検査などがあります。広がりにより病期が判定され、治療方法が決まって行きます。

胃がんの検査
胃がんが疑われると、胃の内視鏡検査や胃X線検査を行います。胃がんの広がりを調べる検査としては、胸部X線、腹部超音波、CT、注腸検査などがあります。
内視鏡検査
内視鏡(ビデオスコープ)で胃の内部を直接見て、がんが疑われる場所の広がりや深さを調べる検査です。以前は胃カメラと呼ばれていました。がんが疑われる場所の組織の一部を採って、がん細胞の有無を調べる病理検査もします。がんの深さを詳しく調べるために超音波内視鏡が実施される場合があります。
内視鏡検査の手順についてもっと詳しく
超音波内視鏡についてさらに詳しく
病理検査
内視鏡検査で採取した組織に、がん細胞があるのか、あるとすればどのような種類のがん細胞かなどについて顕微鏡を使って調べることを病理検査といいます。
胃X線検査(バリウム検査)
バリウムを飲んで、X線で胃の形や粘膜(しわ)の状態を見ます。途中で発泡剤を飲んで胃を膨らませます。
検査中はげっぷを我慢してください。
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CT検査
X線を使って体の内部を描き出し、治療前に転移や周辺の臓器へのがんの広がりを調べます。治療後は経過によって行います。造影剤を使用する場合、ヨードアレルギーのある人は医師に申し出てください。
X線を使って体の輪切りの像を描き出し、腹部や胸の中の異常の有無を調べる検査です。胃がんなどの治療前検査では、造影剤を注射して撮影するのが普通で、ヨードアレルギーの人はそのむね申し出てください。造影剤が体に入るときに熱い感じがありますが、その他にはほとんど苦痛のない検査といえるでしょう。
CT検査についてさらに詳しく
注腸検査
お尻からバリウムと空気を注入し、大腸の形をX線写真で確認する検査です。胃のすぐ近くを通っている大腸にがんが広がっていないか、腹膜転移が生じていないかなどを調べます。検査中に、大腸の中に空気が入ると、下腹部の張り感を強く感じることがあります。また、大腸全体をうまく造影するには、体の向きを頻回に大きく変えながら撮影する必要があり、かたい台の上で転がされるようになりますから、少々苦痛を感じることもあります。
注腸検査についてさらに詳しく
腹膜転移
胃がんの腹膜転移とは、がんが胃の外側にこぼれ落ちて、肝臓、腸、膀胱、卵巣などを包んでいる腹膜(漿膜)に付いて増殖した状態です。腹水がたまったり、腸が狭窄を起こすこともあります。
病期(ステージ)
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病期とは、がんの進行の程度を示す言葉で、英語をそのまま用いてステージともいいます。説明などでは、「ステージ」という言葉が使われることが多いかもしれません。1〜4の病期に分けますが、ローマ数字が使われています。I期(IA、IB)、II期、III期(IIIA、IIIB)、IV期に分類されています。病期は、がんが胃の壁の中にどのくらい深くもぐっているのか(深達度)、リンパ節や他の臓器への転移があるかどうかによって決まります。病期によって治療方法が決まっています。
がんの深さが粘膜下層までのものを「早期胃がん」、深さが粘膜下層を越えて固有筋層より深くに及ぶものを「進行胃がん」といいます。がんが胃の壁の内側から外側に向かって深く進むに従い、転移することが多くなります。病期は治療前の検査によって決まりますが、手術のときに転移などが見つかれば、変更されることもあります。