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末梢神経障害(しびれ)

更新日:2006年11月30日 [ 更新履歴 ]    掲載日:2006年10月01日
更新履歴
2006年11月30日 更新しました。

はじめに

がん剤の種類によっては、副作用として末梢神経障害(しびれ)が起こります。

1.末梢神経障害(しびれ)を起こしやすい主な抗がん剤の種類

パクリタキセル(タキソール(R) ビンクリスチン(オンコビン(R)
ドセタキセル(タキソテール(R) ビンデシン(フィルデシン(R)
シスプラチン(ランダ(R)、ブリプラチン(R) ビンブラスチン(エクザール(R)
シタラビン(キロサイド(R) オキサリプラチン(エルプラット(R)

2.末梢神経障害(しびれ)のメカニズム

抗がん剤の副作用による末梢神経障害(しびれ)は、他の副作用症状と違い、メカニズムの詳細が明らかになっていません。なかには、まったくメカニズムのわからないしびれもあります。考えられているメカニズムとしては、(1)神経細胞への直接障害、(2)神経細胞に連続した軸索(興奮の伝導を行う)の一部の障害、があります。

3.末梢神経障害(しびれ)の主な症状

  • 手足、足先のしびれや冷たい感じ
  • ボタンがかけにくい
  • 物がうまくつかめない
  • 文字がうまく書けない
  • 転びやすい
  • 靴がうまく履けない
  • 冷感刺激に敏感になる

4.末梢神経障害(しびれ)の対策

抗がん剤の副作用による末梢神経障害(しびれ)は、他の副作用と違い、一度出現するとその回復には長い期間かかります。症状の程度にもよりますが、数ヵ月から、長いときは1年以上かかるときもあります。また、確立した治療法もないため、早期発見と早期対策が必要です。末梢神経障害は、どんな検査結果にも反映されないため、自覚症状に気づいた時点で、症状の軽いうちに担当医に伝えておくことが必要です。また、日常生活においては、外傷に気づきにくくなるので、やけどしたりぶつけたりしないように注意することが大切です。

1)担当医と相談のもとで行う対策例

  1. 症状の程度によっては、治療を中止あるいは、抗がん剤の量を減量する。
  2. 症状緩和のためビタミン剤の内服、痛みを伴うときは痛み止めの内服を行う。

2)自分で行える対策例

  1. しびれている部分を温める:これは、末梢循環をよくする効果があると考えられています。
  2. 手指の運動による末梢循環の改善
  3. マッサージ:個別差はありますが、自分自身が気持ちいいと感じられるようであれば有効
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