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子宮がん検診Q&A

更新日:2012年01月20日    掲載日:2004年05月17日
Q1
なぜ若い女性に子宮頸(しきゅうけい)がんがふえているのですか?
A1
子宮頸がんには、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関与しています。高齢になるほど多くなるほかのがんと違い、性活動が活発な若い年代で感染の機会がふえているためと考えられます。

Q2
ヒトパピローマウイルス(HPV)って何ですか?
A2
性交渉で感染することが知られているウイルスです。100種類近くあり、そのうち15種類が子宮頸がんと関連があります。HPV感染そのものはまれではなく、感染しても、多くの場合、症状のないうちにHPVが排除されると考えられています。HPVが排除されないで感染が続くと、一部に子宮頸がんの前がん病変や子宮頸がんが発生すると考えられています。子宮頸がんの前がん病変ではほぼ100%にみられ、子宮頸がんの有力な危険因子です。HPVの感染を調べる検診法が開発されつつあります。

Q3
ヒトパピローマウイルス(HPV)予防ワクチンについて教えてください。
A3
子宮頸がんの原因の多くを占める2種類のHPVの感染を予防するワクチンが、2009年12月から使用できるようになりました。ワクチンは、子宮頸がんの原因となる全てのHPV感染を予防するものではありません。
子宮頸がん予防ワクチンは子宮頸がんの治療薬ではありませんし、定期的な子宮頸がん検診の代わりとなるものではありません。ワクチン接種に加え、正しい子宮頸がんの知識を持ち、何よりも早期発見のために子宮頸がん検診を定期的に受診することが重要です。

Q4
何か予防方法はありますか?
A4
性交時のコンドーム使用は、ヒトパピローマウイルスの感染予防に有効です。またほかの性感染症予防にも役立ちます。禁煙も有効です。

Q5
精密検査はどのようなことをするのですか?
A5
コルポスコープ用語集アイコンという拡大鏡で子宮頸部を観察し、疑わしいところから米粒半分くらいの大きさの組織を採って、がんがないか詳しく調べます。少し出血しますが、ほとんど痛みもなく、婦人科の外来で受けられます。

Q6
子宮頸がん検診の受診を避けた方がいいときはありますか?
A6
正しい判定のためには、月経中と月経直後は避けてください。なるべく月経終了後3〜7日の間に受診していただくのがよいと思われます。

Q7
どのくらいの頻度で受診すればいいのですか?
A7
受診間隔は2年に1回が推奨されています。受診間隔を延長して2年から3年に1回の受診頻度でも有効だとするデータもあります。欧米諸国では、3回連続して異常を認めなかった場合には、検診頻度を3年に1回とするなど、受診間隔を延長する国が多いです。

Q8
症状がある場合はどうすればよいですか?
A8
検診を待たずに、医療機関での診察を受けてください。次のような症状が1つでもある場合は要注意です。月経時以外の出血、茶褐色・黒褐色のおりものがふえる、下腹部および腰の痛み、性交中の痛みなどです。

Q9
妊婦が受けてもよいのですか?
A9
妊娠して初めて産婦人科を受診するということも多いことから、妊婦健診時に子宮頸がん検診を行うことも大事です。

Q10
妊娠中に見つかったとき、子宮は残せますか?
A10
検診で見つかる子宮頸がんは大半が早期のがんで、特にがんが粘膜表面だけにとどまる上皮内がん用語集アイコンが主体です。子宮を残すことが可能な場合が多いです。

Q11
子宮の手術後、検診は必要ですか?
A11
子宮筋腫や子宮がんの手術は、病気の部位や進行度によりさまざまな手術方法が選択されます。子宮全摘(子宮を全部取った場合)の場合は、手術後のがん検診(細胞診用語集アイコン)は不要です。どのような手術方法が行われるかについては、担当医から説明を受けてください。

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