3-2 情報探しは、まず「がん情報サービス」から

国立がん研究センターがん対策情報センターでは、がんに関する「信頼できる、わかりやすい、役に立つ」情報を作成しています。

“がん”と診断されて間もない患者さんには、必要な情報を取りまとめた「患者必携かんじゃひっけいがんになったら手にとるガイド」があります。

ガイドT

がん情報サービスで、全てのページを閲覧したり、印刷することができます。全国のがん診療連携拠点病院の相談支援センターで見本版をご覧いただけます。また、書店などでも、本として購入できます。

それぞれのがんの診断や治療、また療養について、詳しく知りたいときは、「がんの冊子」があります。

冊子

がん情報サービスで、全てのページを閲覧したり、印刷することができます。全国のがん診療連携拠点病院の相談支援センターで入手できます。

10ページ

インターネットのウェブサイト「がん情報サービス」でも、情報を提供しています。がんの診断や治療について、さまざまな症状への対処法、治療費や生活費の支援制度、心のケアやコミュニケーションのヒントなど、幅広く情報を得ることができます。あなたの地域のがん診療連携拠点病院や相談支援センターも探すことができます。

「がん診療連携拠点病院」「相談支援センター」について詳しくは、P13をご参照ください。

また、情報の一部は携帯電話でも見ることができます。

◆がん情報サービス

http://ganjoho.jp/ 国立がん研究センター がん情報サービス

◆がん情報サービス 携帯版

http://ganjoho.jp/m/ (携帯電話専用アドレス)

患者さんの手記 〔4〕
まずは「がん情報サービス」から
今はインターネットをはじめとし、がんについての情報はあふれています。でも、個人の限られた体験に基づくものや、悪い情報も多いように感じました。その中から「信頼できる」情報を見分けるのは素人の私には正直判断がつきませんでした。
その意味から、情報探しのはじめの一歩には、「がん情報サービス」とがん対策情報センター発行の冊子を活用されることをお勧めします。
私自身、手術、抗がん剤治療を経験しましたが、正しい情報を得ることで、納得して治療に取り組めた気がします。

11ページ