5-4 お金のことで心配なときに

多くの方はがんの治療費について心配します。そのようなときには、相談できる窓口を活用しましょう。

病院の窓口では、自己負担限度額や、保険外になる食事、病衣〔着るもの〕、差額ベッド、診断書などの費用について聞くことができます。

がんと診断されてからの必要なお金の一部は公的医療保険などで負担が軽減できる場合があります。

また、就業や収入の状況に合わせた支援制度もあります。例えば、高額療養費制度を利用すると治療費の負担が軽くなるなど、治療前に知っておくとよい制度があります。

「どこに相談したらいいのかわからない」というときには、まずは「がん相談支援センター」に相談することから始めましょう。また、各医療機関の相談窓口、ソーシャルワーカー、各自治体の相談窓口に尋ねてみることもできます。

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