3-1 主治医は、一番大切な、あなたの情報源

主治医は、あなたの診断や治療に関してもっとも重要な情報源になります。あなたにとって、今、どのように対応するのが医学的に一番良いか、医学の専門家として責任を持って提案します。

まずは主治医の説明をよく聞きましょう。そして、知りたいことは遠慮せずに聞いてみましょう。

とくに確認したいのは、「正確ながんの名前」「そのがんの詳しい性質」「がんの広がり(病期/ステージ)」です。

主治医と話すときには、

@ あとから見直せるようにメモをとりましょう

専用のノートを作り、日付を入れて順番に書くとよいでしょう。家族や信頼できる人に同席してもらうのもよい方法です。また、会話を録音できることもありますが、施設によっては禁止されているところもありますので、録音したいときには「録音してもよいですか?」と聞いてみましょう。

A 質問リストをまとめておきましょう

質問したいことを忘れないように準備しておくと便利です。がん相談支援センターで一緒に考えてもらうこともできます。主治医にリストを渡して、読んでもらうのもよいでしょう。

14ページ