内視鏡の先端から、スネアと呼ばれる輪状の細いワイヤーをかけて、病変を切除する内視鏡的粘膜切除術(EMR)(図4)、高周波ナイフで粘膜下層から病変をはぎ取るように切除する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)があります(図5)。
EMRはがんの大きさが2cm以下で潰瘍のない病変が実施の条件ですが、ESDは2cmを超える潰瘍のない病変や、3cm以下の潰瘍のある病変でも行われます。
【15ページ図 図4 内視鏡的粘膜切除術(EMR)】
【図終わり】
【15ページ図 図5 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)】
【図終わり】