言語野の位置を同定し、言語機能や高次機能を温存するために、覚醒下手術(途中に麻酔を緩めて意識をはっきりさせたまま行う手術)が行われます。脳は、体中の痛みを感じることができますが、脳自身の痛みを感じるレセプター(受容体)や領域がなく、脳を切除しても痛くありませんので、手術中に患者さんと会話しながら手術を行います。15ページ