治療法は、標準治療に基づいて、患者さんの体の状態や年齢、希望なども含めて検討し、担当医と共に決めていきます。
舌がんの治療は手術が中心ですが、T1〜T3では放射線治療の1つである組織内照射を行う場合もあります。組織内照射の後にがんが残っているときには、手術を行います。手術後は、薬物療法と放射線治療を組み合わせる術後補助療法を行うことがあります。
図2は、舌がんに対する治療方法を示したものです。担当医と治療方針について話し合うときの参考にしてください。
【9ページ図 図2.舌がんの治療の選択】
日本頭頸部癌学会編「頭頸部癌診療ガイドライン 2018年版」(金原出版)より作成
【図終わり】