4−1−1 病期(ステージ)

卵巣がん・卵管がんの病期は、手術の後に決まります。卵巣は骨盤内の深いところにあることから、手術により切除した卵巣を調べないと正確ながんの広がりが評価できないからです。そのため、卵巣がん・卵管がんでは、病期の分類は手術進行期分類と呼ばれています(表1)。

進行期は、ローマ数字を使って表記します。卵巣がん・卵管がんでは早期から進行するにつれてT期〜W期まであります。

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【10ページ表 表1.卵巣がん・卵管がんの手術進行期分類(日産婦2014、FIGO2014)】

日本産科婦人科学会・日本病理学会編「卵巣腫瘍・卵管癌・腹膜癌取扱い規約 病理編 第1版(2016年)」より作成


手術進行期分類の図

【表終わり】

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