外陰部は、上部にある丸みを帯びた恥丘(ちきゅう)、外郭(がいかく)に位置するふくらみのある表皮である大陰唇(だいいんしん)、その内側の左右一対の小陰唇などで構成されます。小陰唇の上方には陰核(いんかく)があります。会陰(えいん)は腟口(ちつこう)から肛門までを指します。
生殖器は発生学的由来により内生殖器と外生殖器に分けられます。外陰部は体表の皮膚が変化して生じた外生殖器で、外からの刺激に対して生殖器を守る役割があります。
【2ページ図 図1 外陰部の構造】
【図終わり】