5ー1 監視療法

監視療法とは、前立腺生検で見つかったがんがおとなしく、治療を開始しなくても余命に影響がないと判断される場合に、経過観察を行いながら過剰な治療を防ぐ方法です。監視療法では、3〜6カ月ごとの直腸診とPSA検査、および1〜3年ごとの前立腺生検を行い、病状悪化の兆しがみられた時点で、治療の開始を検討しす。手術などの治療に伴う患者さんの苦痛や生活の質の低下を防ぐためにも、監視療法は広く普及してり、重要視されています。