3.リハビリテーション医療を受けられる医療機関

リハビリテーション医療を受ることができる医療機関が増えています。

がんのリハビリテーション医療に取り組む医療機関は、年々増えています。多くのがん診療連携拠点病院では、がんのリハビリテーション医療について十分な知識と経験を持つスタッフがいる、リハビリテーション室(図2)や必要な機器があるなどの基準を満たしており、適切なリハビリテーション医療を受けることができます。また、それ以外の病院でも、リハビリテーション医療を受けることができる場合があります。

【図2.リハビリテーション室の様子】

図2

【図終わり】

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自分が暮らしている地域のがん診療連携拠点病院が、どのようなリハビリテーション医療を行っているか知りたい場合は、がん診療連携拠点病院にあるがん相談支援センターに問い合わせてみるのもよいでしょう。

さまざまなスタッフが支えます

がんのリハビリテーション医療は、がんに対する治療と並行して行われます。がんの治療の担当医や看護師、リハビリテーション医療を担当するリハビリテーション科医、リハビリテーションスタッフ(理学療法士:PT、作業療法士:OT、言語聴覚士:ST)などがご本人と治療計画を共有しながら実施していきます。