医師が首の回りを丁寧に触って、リンパ節への転移がないかなどを調べる検査です。緊張すると首が固くなり、リンパ節の腫れが見つけにくくなるため、リラックスして首の力を抜くことが大切です。また、中咽頭がんは、口から入れた指が届く場所にがんができるため、がんがあると疑われる部分を指で直接触れて、がんの大きさや硬さ、広がりなどを調べます。咽頭反射(のどへの刺激による吐き気)を伴うため、少しつらい検査ですが、がんの広がりを調べるためには重要な検査です。