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最新がん統計

更新日:2010年01月15日    掲載日:2006年10月01日

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1.日本の最新がん統計まとめ

  • 2008年にがんで死亡した人は342,963例(男性206,354例、女性136,609例)。
  • 2004年に新たに診断されたがん(罹患全国推計値)は648,491例(男性372,913例、女性275,578例)。

●2008年の死亡数が多い部位は順に
1位 2位 3位 4位 5位
男性 肝臓 結腸 膵臓 結腸と直腸を合わせた大腸は3位
女性 結腸 膵臓 乳房 結腸と直腸を合わせた大腸は1位
男女計 肝臓 結腸 膵臓 結腸と直腸を合わせた大腸は3位


●2004年の罹患数(全国推計値)が多い部位は順に
1位 2位 3位 4位 5位
男性 前立腺 結腸 肝臓 結腸と直腸を合わせた大腸は2位
女性 乳房*1 結腸 子宮*1 結腸と直腸を合わせた大腸は2位
男女計 結腸 乳房*1 肝臓 結腸と直腸を合わせた大腸は2位
*1上皮内がんを含む

  • 1993年から1996年にがんと診断された人の5年相対生存率は49.2%(男性45.1%、女性54.8%)。

2.がん死亡

1)どの部位のがん死亡が多いか

部位別がん死亡数(2008年) 男女
●その他の部位の死亡数(2008年)

性別 口腔・咽頭 喉頭 皮膚 膀胱 腎臓など 脳・中枢神経系
甲状腺 多発性骨髄腫
男性 4,721 902 653 4,438 4,512 1,011 493 2,087
女性 1,862 80 681 2,029 2,445 754 1,019 2,059


2)どの部位のがん死亡が多いか〜年齢による変化

  • 男性では、40歳以上で消化器系のがん(胃、大腸、肝臓)の死亡が多くを占めるが、70歳代以上ではその割合はやや減少し、肺がんと前立腺がんの割合が増加する。
  • 女性では、40歳代では乳がん、子宮がん、卵巣がんの死亡が多くを占めるが、高齢になるほどその割合は減少し、消化器系(胃、大腸、肝臓)と肺がんの割合が増加する。
年齢・部位別のがん死亡数割合(40歳以上 2008年) 男性 年齢・部位別のがん死亡数割合(40歳以上 2008年) 女性

3)部位別のがん死亡率(1年間に人口10万人あたり何人死亡するか)

  • 2008年のがんの死亡率(粗死亡率)は男性336.0、女性211.7(人口10万人あたり)。
  • 多くの部位、特に、口腔・咽頭、食道、肝臓、喉頭、肺、膀胱で男性が女性より粗死亡率が高い。
  • 胆のう・胆管と甲状腺では女性が男性より死亡率が高い。

部位別がん死亡率(2008年) 男性 部位別がん死亡率(2008年) 女性

4)がん死亡率〜年齢による変化

◆全がん

  • 男女とも、おおよそ60歳代から増加し、高齢になるほど高い。
  • 60歳代以降は男性が女性より顕著に高い。
年齢階級別死亡率(全部位 2008年) 男女

5)がんで死亡する確率 〜累積死亡リスク(2008年データに基づく)

累積死亡リスクとは・・・ある年齢までにある病気で死亡するおおよその確率

  • 生涯でがんで死亡する確率は、男性26%(4人に1人)、女性16%(6人に1人)。
  • 部位 生涯がん死亡リスク(%) 何人に1人か
      男性 女性 男性 女性
    全がん 26% 16% 4人 6人
    食道 1% 0.2% 82人 495人
    4% 2% 24人 50人
    結腸 2% 2% 54人 60人
    直腸 1% 0.6% 89人 158人
    大腸 3% 2% 33人 43人
    肝臓 3% 1% 36人 73人
    胆のう・胆管 1% 1% 91人 95人
    膵臓 2% 1% 58人 69人
    6% 2% 16人 47人
    乳房(女性)   1%   74人
    子宮   0.7%   151人
    子宮頸部   0.3%   346人
    子宮体部   0.2%   503人
    卵巣   0.5%   188人
    前立腺 1%   72人  
    悪性リンパ腫 0.7% 0.5% 144人 207人
    白血病 0.6% 0.4% 174人 268人

◆現在の年齢別では
現在年齢別がん死亡リスク
 例:現在40歳の男性が20年後までにがんで死亡する確率=2%

男性

現在の年齢 10年後 20年後 30年後 40年後 50年後 60年後 70年後 80年後 生涯
0歳 0.0% 0.0% 0.1% 0.2% 0.6% 3% 7% 17% 26%
10歳 0.0% 0.1% 0.2% 0.6% 3% 7% 17%   27%
20歳 0.0% 0.2% 0.6% 3% 7% 17%     27%
30歳 0.1% 0.6% 2% 7% 17%       27%
40歳 0.4% 2% 7% 17%         27%
50歳 2% 7% 17%           27%
60歳 5% 16%             26%
70歳 12%               24%
80歳                 17%

女性
現在の年齢 10年後 20年後 30年後 40年後 50年後 60年後 70年後 80年後 生涯
0歳 0.0% 0.0% 0.1% 0.2% 0.8% 2% 4% 9% 16%
10歳 0.0% 0.1% 0.2% 0.7% 2% 4% 9%   16%
20歳 0.0% 0.2% 0.7% 2% 4% 9%     16%
30歳 0.2% 0.7% 2% 4% 9%       16%
40歳 0.5% 2% 4% 9%         16%
50歳 1% 4% 8%           16%
60歳 2% 7%             15%
70歳 5%               13%
80歳                 9%

3.がん罹患(新たにがんと診断されること 全国推計値)

1)どの部位のがん罹患が多いか

部位別がん罹患数(2004年) 男女
●その他の部位の罹患数(2004年全国推計値)

性別 口腔・咽頭 喉頭 皮膚 膀胱 腎臓など 脳・中枢神経系 甲状腺 多発性骨髄腫 上皮内がんを含まない集計
子宮
子宮頸部
男性 7,136 3,210 4,298 12,012 9,358 2,352 1,933 2,723 - -
女性 2,980 224 4,326 4,039 4,374 2,220 7,062 2,247 17,603
9,252


2)どの部位のがん罹患が多いか〜年齢による変化

  • 男性では、40歳以上で消化器系のがん(胃、大腸、肝臓)の罹患が多くを占めるが、70歳以上ではその割合は減少し、前立腺がんと肺がんの割合が増加する。
  • 女性では、40歳代では乳がん、子宮がん、卵巣がんの罹患が多くを占めるが、高齢になるほどその割合は減少し、消化器系のがん(胃、大腸、肝臓)と肺がんの割合が増加する。
年齢・部位別がん罹患数割合(2004年) 男性 年齢・部位別がん罹患数割合(2004年) 女性

3)部位別のがん罹患率(1年間に人口10万人あたり何例がんと診断されるか)

  • 2004年のがんの罹患率(粗罹患率)は男性598.6、女性421.4(人口10万人あたり、全国推計値)。
  • 多くの部位、特に、口腔・咽頭、食道、胃、肝臓、喉頭、肺、膀胱で男性が女性より粗罹患率が高い。
  • 胆のう・胆管、皮膚、甲状腺では女性が男性より粗罹患率が高い。
部位別がん罹患率(2004年) 男性 部位別がん罹患率(2004年) 女性

4)がん罹患率〜年齢による変化

◆全がん

  • 男女とも50歳代くらいから増加し、高齢になるほど高い。
  • 30歳代後半から40歳代で女性が男性よりやや高く、60歳代以降は男性が女性より顕著に高い。
年齢階級別がん罹患率(全部位 2004年) 男女

5)がんに罹患する確率 〜累積罹患リスク(2004年データに基づく)

累積罹患リスクとは…ある年齢までにある病気に罹患する(その病気と診断される)おおよその確率

  • 生涯でがんに罹患する確率は、男性53%(2人に1人)、女性41%(2人に1人)。
  • 部位 生涯がん罹患リスク(%) 何人に1人か
      男性 女性 男性 女性
    全がん 53% 41% 2人 2人
    食道 2% 0.4% 49人 249人
    11% 6% 10人 18人
    結腸 5% 5% 19人 22人
    直腸 3% 2% 34人 56人
    大腸 8% 6% 12人 16人
    肝臓 4% 2% 26人 48人
    胆のう・胆管 2% 2% 64人 52人
    膵臓 2% 2% 51人 52人
    9% 4% 12人 26人
    乳房(女性)   6%   16人
    子宮*1   3%   33人
    子宮   2%   44人
    子宮頸部   1%   84人
    子宮体部   0.9%   114人
    卵巣   1%   90人
    前立腺 6%   17人  
    悪性リンパ腫 1% 1% 72人 84人
    白血病 0.8% 0.6% 133人 179人

◆現在の年齢別では
現在年齢別がん罹患リスク
 例:現在40歳の男性が20年後までにがんと診断される確率=7%

男性

現在の年齢 10年後 20年後 30年後 40年後 50年後 60年後 70年後 80年後 生涯
0歳 0.1% 0.2% 0.4% 0.8% 2% 7% 19% 36% 53%
10歳 0.1% 0.3% 0.7% 2% 7% 19% 36%   54%
20歳 0.2% 0.7% 2% 7% 19% 36%     54%
30歳 0.5% 2% 7% 19% 37%       54%
40歳 2% 7% 18% 37%         54%
50歳 5% 17% 36%           54%
60歳 13% 34%             54%
70歳 26%               50%
80歳                 42%

女性
現在の年齢 10年後 20年後 30年後 40年後 50年後 60年後 70年後 80年後 生涯
0歳 0.1% 0.2% 0.5% 2% 5% 9% 16% 25% 41%
10歳 0.1% 0.5% 2% 5% 9% 16% 25%   41%
20歳 0.4% 2% 5% 9% 16% 25%     41%
30歳 1% 4% 9% 15% 25%       41%
40歳 3% 8% 14% 24%         40%
50歳 5% 12% 21%           38%
60歳 7% 17%             35%
70歳 11%               31%
80歳                 25%

4.生存率

1)がんと診断されてからの生存率

5年相対生存率

あるがんと診断された場合に、治療でどのくらい生命を救えるかを示す指標。あるがんと診断された人のうち5年後に生存している人の割合が、日本人全体*で5年後に生存している人の割合に比べてどのくらい低いかで表します。100%に近いほど治療で生命を救えるがん、0%に近いほど治療で生命を救い難いがんであることを意味します。
*正確には、性別、生まれた年、および年齢の分布を同じくする日本人集団。

  • 1993年から1996年にがんと診断された人の5年相対生存率は男性45.1%、女性54.8%。
  • 部位別では、女性の乳房と子宮が70%以上で高く、胃、大腸、直腸、結腸が約60〜70%、肝臓と肺は20%前後で低い。
部位別がん患者5年生存率(1993-1996年) 男性 部位別がん患者5年生存率(1993-1996年) 女性

詳細部位別(男女計)では

利用方法とデータソースについては集計表のダウンロードをご参照ください。


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