これは、絶対にやらなくてはならないということではありません。いろいろな説明を聞いたり、相談をしたりする機会があると思います。あなたが必要だと感じたときに、メモに残してみてください。
日常において、メモに残すのはどんなことですか。忘れては困ること、覚えていたいこと、あとでちょっと調べたいことや考えたいことなどではないでしょうか。
いつもと同じように、あなたがメモに残したいということを書いておくことが基本です。
ただ、もうひとつメモに残していただきたいことがあります。
医師から説明を聞いたあとに、あなたが気になったことや心配になったこと、忘れないうちにメモに残しておいてください。すっきりして何もないのであれば、その気持ちを残しておくのもよいと思います。
そのメモの内容は、次に医師に会ったときに伝えてください。そのメモを医師に渡していただくだけでもよいと思います。どんな内容でもかまいません。すぐに解決できないとわかっていることでもかまいません。あなただけが持っている重要な情報を医師に伝えてください。
いつの間にか、気になったことがどんどんと増えて、ただただ不安になってしまうことを、避けていただきたいのです。
病院へ行くこと、医師の話を聞くこと、気持ちがつらくなることはないでしょうか。あなたがその場に、一緒にいて欲しいと思う方はいませんか。一度、その方に同席してもらってはいかがでしょう。診察室で落ち着いて話が聞けたり、自分では思いつかなかったことを医師に話してくれるかもしれません。一緒にいてくれる、それだけでも十分なのではないでしょうか。
今、病気のことをひとりで考えていたいですか?それとも、ひとりで考えることがつらいですか?
ひとりで自分の気持ちを確かめることも大切だと思います。
でも、もし、ひとりで考えることがつらいというときには、誰かに話してください。
人に聞いてもらうことで、少しほっとできたり、落ち着けるかもしれません。
自分の思いを言葉にすることで、少し心の整理ができるかもしれません。
家族や友人、あなたが話をしたいと思う人と話すことです。電話でも、直接会ってでも、話をしてください。何をどう話せばいいのか迷わないで、少しずつ単語を並べるだけでもいいのです。言葉にしてみることが大切です。仕事のこと、家庭のこと、友人のことを話すように、いつもと同じように話してみてはどうでしょう。
誰と話していいのかわからなかったり、どうしても迷ってしまうときは、がん診療連携拠点病院の相談支援センターに連絡してみてください。そして、あなたの話を聞かせてください。