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職場上司の「待っているから」の言葉を心の支えに

受診した病院で大腸がんが見つかりました。当時、勤務していた私は、新年度に備えて一番多忙な時期、遠慮がちに病状と治療の予定を伝えた私に上司からは「しばらく手術、待てないか?」と一言。ショックでした。理解されないのであれば、もう仕事を辞めて治療に専念しようと決めかけていたとき、再び上司から「待っているからしっかり治療しておいで、あとは皆でフォローするから」とうれしい言葉をかけていただきました。その後の手術、抗がん剤治療など「待っているから」の言葉が心の支えとなりつらい治療も乗り切ることができました。待っている人がいる。帰る場がある。それは私たちがん患者にとって何より励みになるのです。後日上司に聞いてみましたが、「そんなこと言ったかな?」とのこと。記憶もないほどの自然な一言が私の人生のターニングポイントに大きなパワーを発揮したのでした。

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