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東海・北陸ブロック 「がん相談支援センターを地域の支援の輪につなげる」当日の模様

〜地域のがん患者さんを支えるもうひとつの連携先〜
更新・確認日:2013年11月20日 [ 履歴 ]
履歴
2013年11月20日 掲載しました。
開催概要】 【当日の模様】

開催日時:平成25年10月19日(土)17時30分〜19時00分
場所:名古屋国際会議場

■プログラム

開会あいさつ
講演1
「退院後の療養生活を支える:相談支援室からの視点」
講演2
「地域でがん患者とその家族を支えるフォーマルおよびインフォーマルサポートの輪」
パネルディスカッション

■概要

平成25年10月19日(土)に、公開セミナー『「がん相談支援センターを地域の支援の輪につなげる」 〜地域のがん患者さんを支えるもうひとつの連携先〜』が、愛知県名古屋市で開催されました。
このミニセミナーは、東海・北陸ブロック計7県のがん相談支援センターの相談員を対象に行われた「東海・北陸ブロック 地域相談支援フォーラム」に関連して行われたもので、愛知県内でがん患者の在宅療養生活を支える福祉・介護および訪問看護領域の関係者に、がん相談支援センターの機能や活用事例をご紹介することを目的としています。
安藤詳子先生(左)、渡邊清高室長(右)写真
司会は、国立がん研究センターがん対策情報センターの渡邊清高室長と名古屋大学医学系研究科教授の安藤詳子先生が共同でされました。
当日は、愛知県内の医療福祉介護関係者を中心とした、約160名の方にご参加いただきました。
若尾文彦センター長(上)、近藤良伸課長(下)写真
まず、がん対策情報センターの若尾文彦センター長より、がん相談支援センターは地域に開かれたがんの相談窓口であること、さらに、本セミナーを通じてがん相談支援センターの活動や活用方法などをお伝えし、より多くの方にとって身近な存在になっていただきたい、と本セミナーの趣旨についてお話がありました。
続いて、愛知県健康福祉部健康対策課の近藤良伸課長より、がん患者を支える仕組みとして、医療機関をはじめとする愛知県でのがん対策の取り組みの現状や、窓口の周知、また、地域でのつながりの促進に向けて、このセミナーがそのきっかけとなることを期待しているとごあいさついただきました。
田島ちなみさん写真
公立陶生病院がん相談支援室の田島ちなみさんからは、がん相談支援室が、がんに対する情報や地域のがん情報を提供するだけでなく、地域連携の窓口としての機能を担っている点や、患者会との連携、患者サロンの運営など、さまざまな役割を担っているというお話をしていただき、がん相談支援室の視点から見た退院後の療養生活の支援についてご講演いただきました。
公立陶生病院では、病院と地域の医療福祉機関のスタッフ、さらに患者さんとご家族が参加する退院前カンファレンスを用いた地域医療連携体制が構築されており、患者さんを中心としたネットワークが構築されています。
がん相談支援室のスタッフは、医師や看護師による退院後に継続が必要な医療・介護の説明と、院内の医療者や地域の医療介護スタッフとの顔の見える連携の場づくりを、患者さんとご家族の意向を確認しながら行うなど、患者さんとご家族が安心して過ごしていただけるような支援を行っていることをご紹介いただきました。
また、がん相談支援室のスタッフが出張がん相談を行うなど積極的に地域の患者さんやご家族、他の医療機関へ関わることによって信頼関係が構築され、より患者さんとご家族の希望に沿った療養環境の整備が可能となるとのご意見もいただきました。
渡邊祥子さん写真
愛知県がんセンター愛知病院の渡邊祥子さんからは、愛知県がんセンター愛知病院内外での取り組みについてご講演いただきました。
愛知県がんセンター愛知病院は、緩和デイケアの活動を平成20年より行っており、緩和ケアを担う医師をはじめ、さまざまな医療職種を含むサポートスタッフと連携し、院内および地域のがん患者さんとご家族に対するケア体制を整備することを目的として、グループケア・個別相談などを実施しています。
地域でのがん患者さんとご家族へのサポートにあたっては、介護保険サービスなどをはじめとする制度に基づく支援であるフォーマルサポートと、それ以外の家族、友人などからの支援であるインフォーマルサポートとの連携によって、患者・家族に対する療養支援の充実が期待できるとお話いただきました。
また今後は、医師をはじめヘルパーやボランティアをも含めた教育研修機能を備える地域緩和ケアセンターの開設を行い、院内スタッフへの継続的な緩和デイケアの周知や、より一層の緩和ケアサポートや緩和デイケアを充実させ、利用者の個別性に応じたケアプログラムの充実を目指し、さらにより多くのがん患者さんやご家族が適切なサポートを受けることができるようにしていきたいとお話しいただきました。
フロアディスカッションでは、「告知の問題には担当者会議を実施し、その際には家族に必ず入ってもらうよう工夫する」「がん患者支援を院内から地域への連携へと進めるには、院内の理解を得ることが必要であり、また地域での好事例の結果を院内へフィードバックすることが重要である」「地域の多職種との顔の見える関係づくりで、心と情報を共有することが大切である」など、意見交換が行われました。

これからも国立がん研究センターがん対策情報センターは、患者さんやご家族が、不安なく治療や療養に向き合える環境を、より多くの地域で整備できるよう、さまざまな対策を講じてまいります。
フロアディスカッション様子写真

■資料

資料1 「相談支援センターを地域の支援の輪につなげる」プログラム(PDF:74KB
資料2 「退院後の療養生活を支える:がん相談支援室からの視点」(PDF:1.71MB
資料3 「地域でがん患者その家族を支えるフォーマルおよびインフォーマルサポートの輪」(PDF:1.62MB
主催: 独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター
後援: 愛知県、名古屋市、富山県、石川県、福井県、岐阜県、三重県、長野県、静岡県
協賛: アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)
協力: 愛知県がん診療連携協議会相談支援部会
愛知県居宅介護支援事業者連絡協議会
名古屋市介護サービス事業者連絡研究会
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