妊よう性 はじめに

~がんの治療と生殖機能への影響について~
更新・確認日:2018年06月14日 [ 履歴 ]
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2018年06月14日 掲載しました。
●妊よう性とは「妊娠するための力」のことをいいます
妊よう性は、女性にも男性にも関わることです。妊娠するためには卵子と精子が必要となり、卵巣、子宮、精巣などが重要な役割を果たしています。がんの治療では、それらの妊娠に関わる臓器にがんができた場合だけでなく、一見妊娠と関係のないような臓器にがんができた場合でも、生殖機能に影響してしまい、妊娠するための力が弱まったり、失われたりすることがあります。
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●将来子どもをもつことについて、がんの治療前に考えてみましょう

がんの治療の進歩によって、多くの若い患者さんもがんを克服できるようになってきています。そして近年では、将来自分の子どもをもつ可能性を残すために、卵子や精子、受精卵を凍結保存する「妊よう性温存」という選択肢も加わってきました。まずは、がんの治療を受けることが大前提ですので、必ずしも希望通りにならない場合もありますが、将来子どもをもつことを望むのか、治療前に考えてみることも大切です。

●妊よう性のことについて担当医に聞いてみましょう

将来子どもをもつことについて考えるためには、担当医に気持ちを伝え、「がんの治療によって妊よう性にどのような影響があるのか」や「がんの治療後の見通し」を確認する必要があります。その上で、妊よう性温存を検討する場合は、生殖医療を専門とする医師(産婦人科あるいは泌尿器科)の診察を受ける必要があります。

もし、説明される言葉が難しい場合は、理解できるまで質問をしましょう。何ができるのか、どのようなことになるのかを理解した上で、何を選択するのか、よく考えることが大切です。また、自分ひとりの問題ではないため、状況を理解してもらうためにも、患者さんとご家族やパートナーの方でお互いに話し合うことが大切です。

次のページでは、患者さんの性別ごとに、がん治療の生殖機能と妊よう性への影響について解説しています。
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