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岐阜県における「がん情報サービス向上に向けた地域懇話会」

更新日:2007年07月24日    掲載日:2007年06月05日
岐阜県におけるがん情報サービス向上に向けた地域懇話会の概要

■開催日時

開催日:2007年07月01日(日) 
開催時間:14:00〜16:10

■会場

岐阜大学医学部記念会館 2階 大ホール(岐阜市柳戸1番1)

■参加者数

153名

■懇話会概要

・ 挨拶
     祖父江友孝(国立がんセンターがん対策情報センター がん情報・統計部長)
森脇久隆(岐阜大学医学部附属病院長)

・ 概要説明
  1. がん対策情報センターが行うがん情報サービスについて(PDF)
(国立がんセンターがん対策情報センター長補佐 若尾文彦)
  2. 岐阜県におけるがん対策の取り組みについて(PDF)
(岐阜県健康福祉部保健医療課長 田中 剛)
  3. 岐阜県がん診療連携拠点病院を中心としたがん医療の取り組みについて(PDF)
(岐阜大学医学部附属病院副病院長・腫瘍センター長 武田 純)

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懇話会風景写真

・ 患者、家族、住民、医療従事者等との意見交換、がんの体験談、質疑応答等
     岐阜県関係者、国立がんセンター、岐阜大学病院などに対して、患者・家族の方などからの質問や要望が寄せられ、活発な意見交換が行われました。

■意見交換・質疑応答における主な意見等

東濃地区に住んでいるが、岐阜県の地域連携体制に疑問がある。紹介状を書いてもらおうと思っても名古屋の病院を紹介される。今日の情報も、中日新聞で知った。
我々の努力が必要な重要な指摘だと思う。また,東濃地域の拠点として県立多治見病院が役割を果たしている。 (武田副病院長)
 (※東濃地区は名古屋の経済圏で、交通機関も名古屋への利便性が高いため名古屋の病院を紹介したものと思われる。)
がん対策情報センターに対して、市民向け講演会について、インターネットが充実している世の中であるので、ネット配信をお願いしたい。
リアルタイムでの配信は検討していないが、今後ネット上で閲覧できるようにはする予定である。情報の提供の仕方として、インターネットは重要なツール、しかし高齢の方などもいることを考えると紙ベースのようなもので配信することも必要だと考えている。ホームページでの情報配信を10月から開始しているが、紙ベースのものとして冊子を作成している。これからもこのような冊子を作成、配布していく予定。 (若尾センター長補佐)。
「告知」ということについて、心のケアが大事だということの説明があったが、ここの部分は非常に大事なことだと思う。これからの医療の中で何か対策はあるのか。
がんに限らず大事なこと。緩和医療チームの中にも精神科の先生に入ってもらっている。医師だけではなく、心理士やケースワーカーのような人たちにも入ってもらっていくことも大事だろう。  (武田副病院長)。
将来、医師・看護師となる学生の医療面接教育も充実させることが大事。この岐阜大学でも数年前から始めている。(森脇病院長)
がん診療連携拠点病院に入ってそこで治療を受けている人はいいが、そういった病院に通っていない私たちのような者は、不安。横の連携はどうなるのか。
病院同士、かかりつけの医師との往復のやりとりがあって初めて連携と言える。そういったものを作っていくことが我々の役目。やったつもりになっていてもいけないので、それもきちんとモニターしていくことも大事だろう。 (武田副病院長)
県で小学校3年生にたばこを吸うなというパンフレットを3万枚配布したとのことだが、啓蒙を徹底するならもっと必要なんじゃないか、インターネットでがん情報を配信するといっても、実際にがんの情報を見るのは、がんになってから。みんな(がんになっていない人は)、見ない。早期発見につながる、見せる情報をもっと増やすことをお願いしたい。
がん検診を定期的にするのは、大企業の人たち。中小企業の人たちは定期的な検診はやらない。農協の健康診断に行ったら、あの家系はがんやーとへんなウワサをされてしまう。もっと早期発見しやすいシステムができたらありがたい。
検診の受診率を上げるのは大事。市役所、行政、保健医療従事者、市民をあげて、検診率をあげることは大事だろう。健康のパラメータとして検診を受けるようになったらよい。(田中保健医療課長)
小学生にパンフレットを配ってどれだけ効果があるのか、という指摘があったが、小学生に渡すことで、たばこの害について家族と話し合うきっかけも提供している。啓蒙は行政だけががんばっても無理。職場、学校、家庭など、いろいろなところで働きかけていくことが必要。ぜひとも協力をお願いしたい。(田中保健医療課長)
冊子をいただいて、自分が入院していたときにあればな、と思った。がんにかかった人にも、入院中に苦しかったのは、メンタル面。孤独感や、患者同士のつながりがなかったこと。薬の副作用について、患者同士の話の中で得られる情報はとても有効だった。患者自身が治したい、という思いがあってはじめて治療が成立するのだと思う。病院にいる間だけではなく、病院を出た後にも何らかの対策を練っていくのが長い意味でのがん情報サービスだと思う。
入院中にインターネットでたくさん情報を探したが、自分の病気について悲しいことに「予後不良」と書かれて終わっているものが多かった。見るたびに気持ちがへこんだ。情報の出し方についても工夫してほしい。
ピア・カウンセリング、セルフマネージメントは、がん以外にもやられている。みんなで治していこうという気持ちは大事。ホスピス研究会に昨日出席してきたが、そこそこ(患者会が)育ってきているなという印象。県としても患者会に、県のがん対策推進計画の検討会に入っていただき一緒に協議していただくなどしていきたいと思っている。(田中保健医療課長)
岐阜大学として、患者会の設立についてサポートしてもらえるようなことはあるのか。
患者会がよく組織されているのは、難病であり、難病それぞれに患者会があり、横断的組織として難病患者団体連絡協議会がある。それに対応する行政側の組織は、県難病医療連絡協議会で、事務局は岐阜大学病院の医療連携センターに置かれている。ノウハウもあるので、将来的に構築をお手伝いするのは可能だと思う。 (森脇病院長)
(最後に)このような会はこれで最後ではない。今後も実のある連携をとっていけたらと思う。(武田副病院長)

用語集
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