3−1 上部消化管内視鏡検査

上部消化管内視鏡検査は、食道の粘膜の色や凹凸などを直接観察する検査です。また、異常な部分の組織を採取し(生検せいけん)、顕微鏡でがん細胞の有無を確認して、がんを確定します(病理検査)。さらに、がんの位置や広がり、数、深さも確認します。その際には画像に映るがんを際立たせて、広がりや深さを診断しやすくするために、特殊な色素を粘膜に散布したり、特殊な波長の光を使用したり、画像を拡大して観察したりすることがあります。