1−3−1 声門がん

声を出すために必要な声帯にがんができるため、早い時期から嗄声させい(声のかすれ)があらわれます。嗄声には、低いがらがら声、雑音が入ったざらざらした声、息がもれるような声などがあります。がんが大きくなると、嗄声もひどくなり、声門が狭くなると息苦しくなります。また、がんから出血することにより、たんに血液が混じることもあります。声門がんは、これらの症状が早いうちからあらわれるため、早く発見されやすいがんです。