治療後は、定期的に通院して検査を受けます。検査を受ける頻度は、がんのステージ(病期)や治療法によって異なります。
喉頭がんは、再発する場合は、治療後3年以内であることが多いとされています。喉頭がんの組織型で最も多い扁平上皮がん以外では3年以上経過したあとで遠隔転移することもあり、長い経過観察が必要とされる場合もあります。
受診の間隔は状態によって異なりますが、治療後2年以内は3カ月に1回程度、継続的な受診が必要であり、少なくとも5年間は経過観察をする必要があります。通院の際には、首の触診を含む診察や内視鏡検査、場合によってはCTなどの画像検査が行われます。受診の間隔や検査の内容は一人ひとりの状態によって異なるため、担当医と相談しながらきちんと通院しましょう。