3.検査

子宮頸がんの検査では、通常まず子宮頸部の細胞診を行います。その結果によっては、子宮頸がんの発生する危険性が高い種類のヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を検査するハイリスクHPV検査を行うこともあります。CINやAIS、がんなどの疑いがある場合には、コルポスコープ(膣拡大鏡)下の組織診を行います。子宮頸がんと診断された場合には、内診・直腸診、画像検査を行って、子宮の周りや体全体にがんが広がっていないか確認します。また膀胱や直腸を内視鏡で観察し、浸潤しんじゅんの有無を確認することもあります。