1−5.発生要因

上咽頭がんの発生する要因として、EBウイルス(エプスタインバールウイルス)が関連するといわれています。また、上咽頭がんの発生頻度は日本ではまれですが、中国南部や東南アジアでは高く、これらの地域で伝統的に食べられている塩蔵魚の摂取のほか、飲酒や喫煙が、上咽頭がんになる可能性を高めると考えられています。

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