4−4−3 尿路変向(変更)術

膀胱を摘出した場合には、尿を体外に出すための通り道をつくる尿路変向(変更)術が行われます。尿路変向(変更)術には、回腸導管造設術、自排尿型新膀胱造設術、尿管皮膚ろう造設術などがあります。それぞれの方法に特徴があり、手術後は変更後の尿路を生涯使用することになるため、がんの位置や全身の状態、生活状況などを考慮して決めていきます。