(2)筋層浸潤性膀胱がん(U期・V期・W期)の治療

転移がない筋層浸潤性膀胱がんの標準治療は膀胱全摘除術です。膀胱を摘出した場合、尿を体外に排出する経路をつくるために尿路変向(変更)術が行われます。高齢であったり合併症をもっていたりする場合には、TURBT、薬物療法、放射線治療などを組み合わせる膀胱温存療法を行うこともあります。転移があるなどがんが進行している場合には、薬物療法などを検討します。

【13ページ図 図6.筋層浸潤性膀胱がん(U期・V期・W期)の治療の選択】

図6

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