4−5 放射線治療

放射線治療は、がんに放射線をあてて縮小させる治療法です。膀胱がんでは標準治療ではありませんが、筋層浸潤性膀胱がんで膀胱の温存を希望する場合や、全身状態などから膀胱全摘除術が難しい場合にTURBTや薬物療法などと組み合わせた集学的治療の一部として行うことがあります。また、がんが進行したことによる膀胱出血や、骨転移による痛みなどの症状を和らげる目的で、放射線治療を行うこともあります。

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