国立がん研究センター がん情報サービス ganjoho.jp 用語集

骨髄抑制

こつずいよくせい
がんの治療やがんそのものの影響によって、骨髄の働きが低下し、血液細胞を正常につくれなくなった状態をいいます。がんの治療では、「細胞障害性抗がん薬などの薬剤」や「放射線治療」が原因となって起こることがあります。また、「造血器腫瘍(血液のがん)の影響」や「がんが骨髄に広がること」など、がんそのものが原因となって起こることもあります。

血液細胞のうち、白血球が減少すると感染症にかかりやすくなります。また、赤血球が減少すると貧血が、血小板が減少すると出血などが起こりやすくなります。
更新・確認日:2024年11月06日 [ 履歴 ]
履歴
2024年11月06日 内容を確認し、更新しました。
2021年01月14日 掲載しました。
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