手術支援ロボット
しゅじゅつしえんろぼっと
医師が患者に触れずに、遠隔操作で手術を行うことを支援する医療用ロボットです。患者の体に小さな穴を開け、内視鏡(カメラ)と手術用具を取り付けたロボットアームを体内に挿入します。医師は患部の立体映像を見ながら、アームを遠隔操作して手術を行います。利点としては、人間の手よりも緻密でブレのない動きが可能なこと、患者の身体的負担が比較的軽いことなどが挙げられます。前立腺がん、腎臓がん、胃がん、食道がん、子宮体がん、肺がん、直腸がん、膀胱がん、肝臓がん、咽頭がん、喉頭がんなどの手術で適応(使用の対象)となる場合に使われています。