国立がん研究センター がん情報サービス ganjoho.jp 用語集

転移

てんい
がん細胞が最初に発生した場所(原発巣げんぱつそう)から、血管やリンパ管に入り込み、血液やリンパ液の流れに乗って別の臓器や器官に移動し、そこで増えることをいいます。転移したがん病変は、原発巣のがんと同じ性質を持つため、検査や治療は原発巣のがんに準じて進められます。
原発巣から転移したがん病変を、転移した部位によって、「肺転移」、「肝転移」、「脳転移」、「骨転移」、「腹膜転移(腹膜播種はしゅ)」などと呼びます。
更新・確認日:2020年12月24日 [ 履歴 ]
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2020年12月24日 掲載しました。
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