ピリオド法
ぴりおどほう
最新の医療状況を反映した生存率を算出するための方法で、主に長期の生存率に用いられます。英語の「period analysis」の訳。従来の生存率の算出方法(コホート法)では、長期の生存率の場合患者の診断年が古く、最近の医療状況が反映されにいという問題がありました。ピリオド法は、集計対象を最近の数年間(5年程度)に追跡された患者集団に限定し、この期間内の生存・死亡情報のみに基づいて生存率を算出することで、最近の医療状況を反映することを可能としています(下図)。参考文献:J. Clin. Epidemiology 1997; 50: 211-216