累積罹患リスク
るいせきりかんりすく
ある年齢までにある病気に罹患する(その病気と診断される)確率。「生涯累積罹患リスク」の場合は、一生のうちにある病気に罹患する確率を表します。例えば、日本人のがんの生涯累積罹患リスクが50%であった場合、日本人が一生のうちにがんと診断される確率が50%であることを意味します(「日本人の2人に1人は一生のうちにがんと診断される」と表現されることもあります)。
「がん情報サービス」で掲載している累積罹患リスクの値は、年齢階級別の罹患率と死亡率を基に、生命表の手法を用いて算出されています*。この手法では、0歳の人100人からなる集団を想定し、その集団を加齢させて、発生したがん罹患者と死亡者を減らしていき、最終的に0人になった時点で、それまでのがん罹患者の数を合計します。それが生涯累積罹患リスク(100人中何人が、がんに罹患したか)に相当します。
* 正確な算出方法は文献をご参照ください(厚生の指標 2005; 52: 21-26、Lifetime Data Analysis 1998; 4: 169-186)
「がん情報サービス」で掲載している累積罹患リスクの値は、年齢階級別の罹患率と死亡率を基に、生命表の手法を用いて算出されています*。この手法では、0歳の人100人からなる集団を想定し、その集団を加齢させて、発生したがん罹患者と死亡者を減らしていき、最終的に0人になった時点で、それまでのがん罹患者の数を合計します。それが生涯累積罹患リスク(100人中何人が、がんに罹患したか)に相当します。
* 正確な算出方法は文献をご参照ください(厚生の指標 2005; 52: 21-26、Lifetime Data Analysis 1998; 4: 169-186)