地域がん登録
ちいきがんとうろく
特定の地域に居住する住民に発生したすべてのがん患者を対象とするがん登録のこと。英語ではpopulation-based cancer registry(人口集団ベースのがん登録)。対象地域における各種がん統計値(罹患数・率、生存率)の整備を第1の目的とし、日本では1951年に宮城県で開始され、2012年に全47都道府県で実施されるに至りました。2013年に成立したがん登録推進法の施行に基づいて、2016年診断症例からは、それまで都道府県・自治体単位で実施されてきた地域がん登録から、「全国がん登録」に移行されています。