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舌がん

舌がん 予防・検診

1.発生要因

舌がんを含む口腔がんが発生する主な要因は、喫煙と飲酒などです。口腔がんのほとんどは喫煙が原因と考えられています。飲酒だけでも口腔がんが発生する危険性が高まりますが、喫煙と飲酒の両方の習慣がある人では、より危険性が高まることが分かっています。

2.予防とがん検診

1)予防

日本人を対象とした研究では、がん全般の予防には禁煙、節度のある飲酒、バランスのよい食事、身体活動、適正な体形の維持、感染予防が有効であることが分かっています。

2)がん検診

がん検診の目的は、がんを早期発見し、適切な治療を行うことで、がんによる死亡を減少させることです。わが国では、厚生労働省の「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(令和5年一部改正)」でがん検診の方法が定められています。

しかし、舌がんについては、現在は指針として定められているがん検診はありません。気になる症状がある場合には、医療機関を早めに受診することをお勧めします。

なお、がん検診は、症状がない健康な人を対象に行われるものです。症状をもとに受診して行われる検査や、治療後の経過観察で行われる定期検査は、ここでいうがん検診とは異なります。

更新・確認日:2024年05月13日 [ 履歴 ]
履歴
2024年05月13日 「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(令和6年2月14日一部改正)」を確認し、更新しました。
2019年03月14日 「頭頸部癌診療ガイドライン 2018年版」「口腔癌診療ガイドライン 2013年版」「頭頸部癌取扱い規約 第6版(2018年)」を基に作成し、掲載しました。
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