純生存率
じゅんせいぞんりつ
あるがんと診断された場合に治療でどのくらい生命を救えるかを示す指標の一つで、異なる集団や時点などを比較するために用いられます。対象疾患以外の死亡がなかったと仮定したら実現したであろう生存率(英語ではnet survival)。がんの相対生存率の算出における、がん死亡リスクと非がん死亡リスクの独立性の仮定の問題を解決する方法として考案され、他死因死亡のより適切な補正方法として用いられるようになっています。参考文献:Biometrics. 2012; 68: 113-20