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【看護師向け】 2024年

多地点がん看護カンファレンス[2024-第2回]

(千葉県がんセンター 発信)
司会 千葉県がんセンター 副看護局長 實方 由美

がん医療の分野は大きく進歩し、がん治療法の拡大や支持療法の発展によって患者自身が治療を選択することが必要となっている。患者の全身状態および背景の複雑化や、ニーズや価値観の多様化などによって、がん看護に携わる看護師が直面する倫理的問題も、時代とともに変化している。
看護専門職者として倫理的看護実践を行うために、看護倫理教育は欠かせない。倫理的な感性の高い看護師を育成していくためには、従来のように普遍的な教育ではなく、経験や学習環境が異なる看護師に対して、対象別の倫理教育を行うことが望ましい。臨床実践の経験値によって価値体験は異なるため、倫理的問題への気付き(感度)や対応も異なって当然である。そこで当院では、経年別およびラダーレベル別に倫理教育を実践していく必要があると考え、2018年4月に「看護倫理対象別教育プログラム」を作成した。以降、このプログラムに軽微な修正を加え、研修企画・運営を継続している。
がん患者もまた、多くの心理社会的な苦悩を抱えながら、自分らしくどう生きていくのか、病気や治療とどう対峙していくのか、患者自身が考え、自らの意思を決定していく時代となった。そこで昨年、倫理コンサルテーションチームを立ち上げた。
看護師の倫理教育プログラムの経過と、コンサルテーションチームの立ち上げについて、報告する。

1. 倫理コンサルテーションチームの立ち上げ

千葉県がんセンター 倫理コンサルテーションチーム

2. 看護師の倫理研修プログラム紹介

がん専門看護師/化学療法認定看護師 倫理コンサルテーションチーム 副看護局長 山田 みつぎ

3.看護師研修後評価

がん看護専門看護師 倫理コンサルテーションチーム 副看護師長 伊藤 淳子

更新・確認日:2024年02月06日 [ 履歴 ]
履歴
2024年02月06日 テーマを追加しました。
2023年11月22日 抄録を掲載しました。
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