1984年(昭和59年)度の「対がん10カ年総合戦略」を皮切りに、国内のがん対策は始まりました。その後、国民や患者のがん情報を求める声の高まりを受けて、2005年(平成17年8月25日)、厚生労働省によって「がん対策推進アクションプラン2005」が掲げられ、がん医療や情報体制の整備に関する具体的な施策が推し進められることになりました。
具体的な施策の1つが、「がん情報提供ネットワーク」構築の推進です。この施策により、2006年10月に国立がん研究センターがん対策研究所(当時、国立がんセンターがん対策情報センター)が開設され、「がん情報サービス」による情報提供がスタートしました。「がん情報サービス」は国のがん対策の一環として、がん診療連携拠点病院の整備やがん相談支援センターの設置とともに始められました。
2006年10月 | 「がん情報サービスホームページ」による一般向け、医療関係者向け、拠点病院向けの情報提供 開始 |
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外部有識者によるがん対策情報センター運営評議会 開始 | |
2007年01月 | 「がん情報サービス」向上に向けた地域懇話会 開始 |
2007年04月 | 紙媒体「がんの冊子」による情報提供 開始 |
「がん情報サービスホームページ」リニューアル | |
2007年07月 | メディア・セミナー 開始 |
2007年11月 | がん相談支援センター相談員向け研修会 開始 |
2008年04月 | 「患者・市民パネル」および「専門家パネル」委嘱 開始 |
2010年09月 | 電話による情報提供 がん情報サービスサポートセンター 開設 |
2011年03月 | 書籍「患者必携 がんになったら手にとるガイド」 発刊 |
2012年01月 | 「がん情報サービス刊行物の発注システム」(拠点病院向け) 開始 |
2012年02月 | 「患者必携」サイト 開設 |
2012年03月 | 書籍「患者必携 もしも、がんが再発したら」 発刊 |
2012年04月 | 「がん情報サービスホームページ」リニューアル |
2013年03月 | 「がんと共に働く まず一歩前へ。」サイト 開設 |
2013年09月 | 書籍「わたしも、がんでした。がんと共に生きるための処方箋」 発刊 |
書籍「患者必携 がんになったら手にとるガイド 普及新版」 発刊 | |
2014年04月 | 「小児がん情報サービス」サイト 開設 |
2015年04月 | 全国がん登録キャンペーン「サンキューバトン」サイト 開設 |
2015年07月 | 「がん登録・統計」サイト 開設 |
2015年08月 | がん情報サービスFacebook 開設 |
2016年06月 | がん情報サービス専門家パネル 委嘱 開始 |
2017年01月 | ヤフーとの連携により「Yahoo!検索」結果画面上部に「がん情報サービス」の情報提供枠新設 |
2020年06月 | がん情報サービス編集委員会 外部編集委員委嘱 開始 |
2021年07月 | 「がん情報サービスホームページ」リニューアル |