胚細胞腫瘍は、胎生期(胎児の時)の原始生殖細胞(精子や卵子になる前の未成熟な細胞)から発生した腫瘍の総称です。
腫瘍がどこから発生したかによりさまざまな症状があらわれます。
精巣:陰嚢腫大(陰嚢の一部がはれあがること)、卵巣:腹痛、腹部腫瘤(腹部のこぶ、固まり)、仙尾部:臀部の腫瘤、後腹膜:腹部腫瘤
ただし、腫瘤は外からは目立たないことも多く、症状がないケースもあります。
前縦隔:呼吸困難、頸部:呼吸困難、頭蓋内:ホルモンの異常、物が二重に見えるなど
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成人の胚細胞腫瘍に関しては以下のページをご参照ください。
胚細胞腫瘍〈成人〉