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白血病(はっけつびょう)

更新日:2014年04月22日 [ 更新履歴 ]
更新履歴
2014年04月22日 2013年6月発行の冊子とがん情報サービスの情報を再編集し、掲載しました。

白血病とは

血球の種類
血球の種類
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白血病は小児に生じるがんの約40%を占める最も多い病気です。小児白血病の約70%は急性リンパ性白血病(ALL:AcuteLymphoblastic Leukemia)、約25%は急性骨髄性(こつずいせい)白血病(AML:Acute Myeloid Leukemia)です。そのほかに少数ですが骨髄異形成(いけいせい)症候群(MDS:Myelodysplastic Syndrome)、若年性骨髄単球性(こつずいたんきゅうせい)白血病(JMML:Juvenile Myelo-monocyticLeukemia)などが存在します。

私たち人間の血液細胞は赤血球、白血球、血小板の3つからなり、骨の中にある骨髄で毎日つくられています。

白血病は、血液細胞になるはずの若い細胞(芽球:がきゅう。このうち病的芽球は白血病細胞とも呼ばれます)が赤血球、白血球、血小板に成熟・分化せず、骨髄に蓄積することによって起こります。芽球の増加により骨髄内で正常に造血を行うスペースがなくなると、血液細胞がつくれなくなります。その結果、血小板の減少により出血斑あるいは紫斑しはん(あざ)が出現したり、出血した血液が止まりにくいなどの症状が現れます。

また、骨髄だけでなく肝臓や脾臓(ひぞう)でも芽球が増加して、肝臓や脾臓に腫れが起こることがあります。

血管を通して全身をめぐっている血液(末梢血:まっしょうけつ)では、貧血と血小板減少がほぼ全例でみられます。しかし、芽球が末梢血に多く出るタイプとあまり出ないタイプがあるため、白血球は増加することもあれば減少することもあります。

急性リンパ性白血病(ALL)とは

リンパ球性由来の若い白血病細胞が成熟・分化せず、骨髄の中で、無秩序に増加した状態です。

急性骨髄性白血病(AML)とは

骨髄球性由来の若い白血病細胞が成熟・分化せず、骨髄の中で、無秩序に増加した状態です。

そのほかにt(15 ; 17)という染色体異常のあるAMLであるAPL(急性前骨髄球性白血病)、ダウン症候群を合併したAMLなど特殊なタイプの白血病があります。
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