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胆管がん(たんかんがん)

更新日:2015年01月15日 [ 更新履歴 ]    掲載日:1996年03月19日
更新履歴
2015年01月15日 タブ形式に変更しました。「臨床・病理 胆道癌取扱い規約 2013年11月(第6版)」「臨床・病理 原発性肝癌取扱い規約2009年6月(第5版補訂版)」「エビデンスに基づいた胆道癌診療ガイドライン2014年(改訂第2版)」より、内容を更新しました。
2006年10月01日 内容を更新しました。
1996年03月19日 掲載しました。

1.治療後に日常生活を送る上で

消化のよい食事をとる

外科切除をされた方の場合、合併症への対応も含めて状態が安定し、食事ができ、シャワーを浴びられるぐらいに体力が回復すると、退院も間近です。

自宅に帰った直後は、体力はまだ十分ではありません。無理をしないで体調をみながら活動範囲を広げていきましょう。特にこれをしてはいけないということはありません。体調が許す程度に、やりたいことに積極的に取り組む方が早い回復につながります。

治療の影響で脂肪の消化吸収に重要な役割を担う胆汁や、消化酵素を含む膵液(すいえき)の分泌量が少なくなったり、場合によってはまったく出なくなったりすることがあります。そのため消化不良による下痢などを起こしやすくなりますので、食事は、バランスよくなるべく消化のよいものをとりましょう。体力の回復を早めるためにも規則正しい食事を心がけましょう。食事の内容については栄養相談や食事指導の機会に栄養士などに相談すると、あなたに合った献立や調理の工夫について話を聞くことができます。

●治療後の食生活のヒント

  • 食事は控えめの量から少しずつ:消化や栄養分の吸収に時間がかかることがあります。
  • 少量ずつ何回かに分けて食べる:一度にたくさんの量を食べると、消化吸収が追いつきません。体が慣れるまでは、1回の食事量を少なめにして、回数を増やしましょう。
  • 脂肪分をとりすぎない:動物性脂肪を控え、植物性脂肪をとりましょう。
  • 大豆製品や魚など良質なタンパク質をとりましょう。
  • 香辛料は控えめにしましょう。
  • 刺激物となるコーヒー、紅茶は控えめにしましょう。
  • アルコールをとるときには、まず医師に確認してみましょう。

2.治療後の経過観察と検査

治療後は定期的に通院し必要な検査を受けていきます

外科切除により完全に腫瘍が取り除かれたと判断された後も、再発の可能性は残ります。また、回復の度合いや再発の有無を確認するために、定期的に検査を受ける必要があります。化学療法の場合は定期的に外来で通院して治療を受けるのが一般的です。

通院する頻度はがんの種類や進行度、治療法などによって異なります。黄疸(おうだん)の有無や血糖、肝機能、腎機能、骨髄機能、炎症所見などを調べるための血液検査、腫瘍マーカー検査をします。さらに必要に応じてX線検査、腹部超音波(エコー)検査、CT検査などの画像診断が行われます。

体調の変化や後遺症についての問診に続き、診察では黄疸やおなかの痛み、食欲の変化をみていきます。黄疸は程度が軽いとなかなか気が付きません。「白目の色が黄色くなった」「おしっこの色が濃くなった」という変化も目安になります。少しでも気になる症状があるときは、担当医に相談するようにしましょう。胆管炎などで強い痛みや発熱がある場合には、治療に入院が必要なこともあります。早めに担当医に連絡しましょう。
【参考文献】
  1. 日本肝胆膵外科学会編:臨床・病理 胆道癌取扱い規約 2013年 第6版;金原出版
  2. 日本肝癌研究会編:臨床・病理 原発性肝癌取扱い規約 2009年 第5版補訂版;金原出版
  3. 日本肝胆膵外科学会 胆道癌診療ガイドライン作成委員会編:エビデンスに基づいた胆道癌診療ガイドライン 2014年 改訂第2版;医学図書出版
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