大規模災害で被災地の診療が困難になった場合、転院や受診調整に活かすことができるよう、災害発生時から1週間後をめどに、被災地および周辺地域の患者受け入れ状況の入力をお願いいたします。
1.災害発生時
- 首都圏以外での災害発生時:国立がん研究センター
- 首都圏での災害発生時:国立病院機構 九州がんセンター
より、被災地・周辺地域の拠点病院がん相談支援センターの皆様へ、
下記フォームへの情報入力を依頼させていただきます。災害発生から1週間後をめどに入力をお願いします。
- 被災地の方…「A_被災地 被害状況報告フォーム」
※周辺地域に被害状況を報告し、周辺地域の書き込みを確認して、自施設の患者さんの転院や受診調整に活かすことができます。 - 周辺地域の方…「B_周辺地域 受け入れ状況登録フォーム」
※被害状況を把握し、協力できる部分を明示して被災地のサポートをお願いします。
2.事前の準備
事前の準備として定期的に、以下の2点をご確認ください。
- 災害時病院情報入力フォームの入力項目の確認、院内情報集約ルートの確認
- がん相談支援センターメーリングリスト(kyoten-cisc)の登録者確認と更新
メーリングリストの登録については、以下のページをご覧ください。
・「メーリングリスト メンバー登録・変更システム」上での各分野担当者情報の登録について
(閲覧にあたりIDとパスワードの入力は不要です)
・「がん診療連携拠点病院がん相談支援センターメーリングリストのご案内」
(国指定拠点病院のページのため、ログインには、共通IDとパスワードの入力が必要です)
3.災害時病院受け入れ情報
災害対応シミュレーション2024in愛媛_病院受け入れ情報はこちら
(9月17日最終作成)
4.よくあるご質問
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Q1 どの程度の災害の場合に、情報の入力が必要ですか?判断基準を教えてください。
A1国立がん研究センターや九州がんセンターが、情報入力の呼びかけをする際の判断基準(一例)は、以下の通りとしております。
- 震度7以上の地震があり、大規模な被害が出ている
- 大雨、台風などによる水害により、断水・停電が起こり復旧のめどがたたない
- 複数の急性期病院が機能停止している
- 広範囲(複数の都道府県にまたがる規模 )に被害が出ている
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Q2 「被災地」と「周辺地域」どちらに該当するかは、誰が判断するのですか?
A2原則、各拠点病院の相談員の皆様によるご判断をお願いいたします。目安は以下の通りです。
「被災地」:病院運営や相談支援センターの運営に影響が出ており、他施設のサポートを必要としている。または、通常に近い運営はできているものの、サポート側に回れる状況ではない。
「周辺地域」:特段大きな支障なく通常通りの病院運営・相談支援センター運営ができており、サポート側に回る余力もある。 -
Q3 停電して、フォームの入力ができない/WEB公開情報が見られない場合、どうすればよいですか?
A3停電で復旧見込みなし等の報道が確認された場合、国立がん研究センターや九州がんセンターから、電話・FAX・メール等を併用して状況確認・報告をさせていただく予定です。
(非常電源などへの切り替えにより、電話は可能であることも考えられるため) -
Q4 状況が変わったら再入力してもよいですか?
A4ぜひお願いいたします。備考欄に再入力であることを記載してください。国立がん研究センターや九州がんセンター側では、およそ1週間ごとに入力情報を確認し、WEB上の情報を更新します。
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Q5 都道府県が独自指定する推薦病院・協力病院にも情報を入力してもらってもよいですか?
A5都道府県がん診療連携拠点病院、または県の相談支援部会が中心となって、情報共有を図っていただけるようでしたら、指定区分問わず入力いただいて構いません。
(全県一律に対応が必要ということではなく、各県のご判断にお任せしております) -
Q6 小児がん拠点病院も情報を入力してよいですか?
A6指定区分問わず入力いただいて構いません。