緩和ケアががんと診断された時から提供されるよう、がん診療に携わるすべての診療従事者により、緩和ケアが提供される体制整備の1つとして、苦痛のスクリーニングが平成26年1月の整備指針により、がん診療連携拠点病院の指定要件に追加されました。
「緩和ケアスクリーニングに関する事例集」は、苦痛のスクリーニングを推進することを目的に、研究班「汎用性のある系統的なスクリーニング手法の確立とスクリーニング結果に基づいたトリアージ体制の確立と普及に関する研究」(厚生労働科学研究費補助金がん対策推進総合研究事業)が、全国のがん診療連携拠点病院の苦痛のスクリーニングの実態調査を行い、その分析とスクリーニング運用の好事例を取りまとめたものです。
ページ下部の「関係資料」の項目に「緩和ケアスクリーニングに関する事例集(PDF)」が掲載されています。
【掲載内容】
緩和ケアの現状に関する全国実態調査
- 全国の動向
- 緩和ケアスクリーニングに関する各施設の現状と考え
緩和ケアスクリーニングの運用事例
- 九州がんセンター
- 愛知県がんセンター中央病院
- 高山赤十字病院
- 石川県立中央病院
- 市立豊中病院
- 京都府立医科大学病院
- 関西医科大学病院
- 帝京大学医学部附属病院
今後の課題と提言