研修のねらい
がんの罹患に伴う患者さんやご家族の経済的負担は「経済毒性」とも呼ばれ、治療継続やQOLに影響する重要な課題として注目されています。こうした課題に対しては、がん診療の早い段階から患者の状況に気づき、適切な支援につなげていく視点が求められます。
本eラーニングでは、多職種による経済的支援の基本的なアプローチを学びます。制度の概要、個別性を重視した情報提供の考え方、事例を通じた対応のポイントを理解し、早期の気づきから適切な支援へつなげるための土台を身につけることを目的としています。
応用編では、患者の思いや生活状況を踏まえて複合的な課題を把握し、相談場面で制度を活用しながら関係機関と連携して支援につなげていく視点を身につけることを目標とします。
対象
以下の条件を満たす者を主たる対象としますが、どなたでも受講することができます。
- がん診療連携拠点病院 がん専門相談員中堅者以上
募集人数
定員なし
プログラム
動画は、以下の講義(学習コンテンツ)で構成されています。
講義(学習コンテンツ)はすべてのスライドの閲覧を終えた段階で学習終了となります。また、受講期間中、何度でも繰り返し閲覧することが可能です。
| セッション | (分) | 概要 | 講師 ※敬称略、所属は収録時情報 |
| 1.はじめに (基礎・応用編共通/任意視聴) |
15 | 学習の背景・目的、概要 | 本多和典(愛知県がんセンター) 福嶋敬子(愛知県がんセンター) 萬谷和広(大阪南医療センター) |
| 2. がん経験者から受講者への期待 | 10 | 子育て世代のがん罹患の経験から | がん経験者の方 |
| 3.各種制度・しくみ ―事例から学ぶ |
60 | 事例を通じた理解 1・2 | 川崎由華(がんライフアドバイザー協会) |
| 65 | 事例を通じた理解 3・4 | 萬谷和広(大阪南医療センター) | |
| 4.自治体事業化の実践例 | 30 | 若年がん患者在宅療養支援の制度化 | 田中嘉章(福島市在宅医療・介護連携支援センター) |
申込・受講期間
2026年3月27日(金)~2027年1月31日(日)
申し込み
教育研修管理システムにログイン後、研修申込画面より、お申し込みください。ログインIDとパスワードをお持ちでない場合は、新規アカウント登録よりご登録ください。
受講料
無料
修了証書
本研修では、受講証書・修了証書の交付はいたしません。
その他
1.本研修のがん診療連携拠点病院等の指定要件における位置付け
本研修は、がん診療連携拠点病院等の指定要件において、修了者の配置が求められている研修ではありません。
2.本研修の「国立がん研究センター認定がん専門相談員」認定事業における位置付け
本研修は、「国立がん研究センター認定がん専門相談員」認定申請に必要な教育研修の対象外です。
3.研究班への受講生の属性およびアンケート結果の共有
本研修の講義動画は、以下の研究班により作成いたしました。
本研修で実施するアンケート結果等は、研修の評価・改善を目的として、以下の研究班(令和8年度に継続される場合)に共有される場合があります。また、これらの結果は、学会や医学雑誌等で発表されることがありますが、氏名など個人を特定できる情報が公表されることはなく、個人情報は守られます。
これらの情報の共有については、受講申込時に同意の有無をお選びいただけます。同意いただけない場合でも、本研修の視聴は可能です。
アンケートについてご不明な点がございましたら、下記までご連絡ください。
厚生労働科学研究費補助金がん対策推進総合研究事業
「がん患者とその家族の社会的課題への理解と支援に向けた総合的アプローチ」
(課題番号:24EA1003、研究代表者 本多和典)
<申込・受付に関するお問合せ>
国立研究開発法人国立がん研究センター がん医療支援部研修担当
E-mail:fin-tox●ml.res.ncc.go.jp(●を@に変更してお送りください)