開催日
会場
国立研究開発法人国立がん研究センター築地キャンパス内
〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1
主催
国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター
研修のねらい
- がん対策基本法およびがん対策推進基本計画に基づき企画されたもので、がん診療連携拠点病院と地域のがん化学療法の医療レベル向上に寄与し、がん医療均てん化の一助とする。
- がん化学療法医療チーム(医師・薬剤師・看護師・医療ソーシャルワーカー〔以下、MSW〕)が、患者の背景を踏まえて、新規薬剤を安全かつスムーズに導入できるようになることを目的としております。
対象
以下のすべてに該当し、各都道府県が推薦する医療機関において、がん化学療法チームとして勤務している医師、薬剤師、看護師およびMSWを対象とする。
- 厚生労働省指定のがん診療連携拠点病院のがん化学療法チームであることを原則とする。
- がん化学療法にかかる業務に従事している医師、薬剤師、看護師、およびMSW。
- がん化学療法にかかる教育を行っている者。
- 所属施設において、がん化学療法の充実を図ろうとしている者。
- 各都道府県につき、1施設の推薦とする。
- MSWにおいては、社会福祉士の資格を有していることが望まれます。
- 看護師においては、がん化学療法(外来点滴治療やがん患者指導)の経験を有していることが望まれます。
- 薬剤師においては、がん患者指導の経験を有していることが望まれます。
- 都道府県が推薦施設を選考するにあたっては、上記の条件を満たすことが必要。
- 外来化学療法実績(件数、がん種等)を考慮してください。
- 都道府県においては、県内の今後のがん化学療法(外来点滴治療やがん患者指導)に係る研修体制の整備を念頭におき、地域の中核的医療機関およびその他医療機関に勤務する医療チームの育成に携わることのできる指導的立場(実務を含めた)のチームとして機能している施設を選定してください。選定にあたっては、可能な限り、地域医師会や病院関係者等との調整を図ることが望まれます。
募集人数
8チーム(32人)
内容
1.研修者の目的
がん化学療法医療チーム(医師・薬剤師・看護師・医療ソーシャルワーカー〔以下、MSW〕)が自施設の状況を踏まえて、新薬剤を安全かつスムーズに導入できることを目的にしています。
2.行動目標
- がん化学療法医療チームが患者の背景を把握している。
- がん化学療法医療チームが新薬剤導入時のチームの課題を明確にすることができる。
- がん化学療法医療チームのメンバーが新薬剤導入時の各職種の役割を理解することができる。
- がん化学療法医療チームが新薬剤導入時のチーム活動の要点をまとめることができる。
3.研修の構成
1)講義
「がん化学療法医療チームの概念や目的・活動のあり方(医師)」および「患者の背景を踏まえた新薬剤導入時のがん化学療法チームでの取り組み」として各職種(医師・薬剤師・看護師・MSW)が担う役割について講義します。
2)グループワーク
下記のテーマについて各所属チームまたは職種別のグループに分かれて作業を行います。グループワーク内容はフォームに沿ってまとめます。
司会・書記・発表者をグループ内で決めて進めてください。討議内容の記録はグループごとに1台ずつ配置したノートパソコンをご利用ください。
※ノートパソコンは当センターにて準備いたします。受講者個人所有のものを使用しても構いませんので、ご希望の方はご持参ください。ただし、その場合は、あらかじめ各自の責任において、ウイルス対策を行ってください。
※グループワークテーマ
「がん化学療法医療チームが、患者の背景を踏まえて、新薬剤(仮想)を導入するための活動計画の立案」
各チームでのグループワークでは以下について討議します。
*事前課題であげられた自施設の患者の背景(地域性、年齢層、生活環境、がん種等)
*事前課題で挙げられた自施設での現状と問題認識・課題について共有
*新薬剤(仮想)導入時のチームの方向性の共有
*各職種の役割分担の確認
*必要な業務の抽出
*チームの到達目標の設定
職種別(医師・薬剤師・看護師・MSW)のグループで新薬剤(仮想)導入時の各職種の役割に沿って活動計画を立案します。
3)発表・総合討論
講義やグループ討議内容についての質疑応答、総合討論を行います。
4.プログラム(タイムスケジュール)
第1日目 | |
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08:45-09:30 | 受け付け |
09:30-10:00 | 1.オリエンテーション(研修内容説明、講師紹介) |
10:00-10:50 | 2.アイスブレイク |
10:50-11:50 | 3.新薬剤導入時のがん化学療法チームでの取り組みについて(1)(講義) |
11:50-12:50 | 昼休み |
12:50-13:50 | 4.新薬剤導入時におけるがん化学療法チームでの取り組みについて(2)(講義) |
13:50-14:20 | 5.薬剤資料等の読み込み、グループワークの説明 |
14:20-14:30 | 休憩 |
14:30-15:10 | 6.新薬剤導入のための活動計画(1)(各チームでグループワーク) |
15:10-16:10 | 7.新薬剤導入のための活動計画(2)(各職種でグループワーク) |
16:10-16:20 | 休憩 |
16:20-16:50 | 8.各施設での活動報告(発表5分+質疑応答2分×4名) |
16:50-17:15 | 9.新薬剤導入のための活動計画(3)(各チームでグループワーク) |
17:15-17:30 | 10.まとめ |
17:30- | 施設見学 |
第2日目 | |
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09:30-11:00 | 11.新薬導入のための活動計画(4)(各チームでグループワーク) |
11:00-12:00 | 12.まとめ(グループワーク内容をフォームにまとめる) |
12:00-13:00 | 昼休み |
13:00-15:00 | 13.発表(1) |
15:00-15:10 | 休憩 |
15:10-16:40 | 14.発表(2) |
16:40-17:00 | 15.修了証授与、アンケート記入 |
申し込み
1.申し込み方法
【受講者マニュアル~WEB申し込み~】
WEBでのお申し込み後、所定の書類1)2)3)を申込期間内必着にて研修事務局に郵送してください。
【WEB申し込み】(申し込みを締め切りました)
(申込開始は平成30年5月28日(月)~)
【WEB申し込みFAQ】
ご不明な点はこちらをご確認ください。
所定の書類
1)所属施設長からの申請書【様式1施設1枚】
2)都道府県からの推薦書【様式2施設1枚】
3)アンケート【様式3施設1枚】
様式1、2はこちらからダウンロードしてください。
様式3はこちらからダウンロードしてください。
WEB申し込みと送付書類の到着をもって受け付け完了となりますのでご注意ください。
2.受講決定
応募者が定員を超えて多数の場合、都道府県または地域がん診療連携拠点病院所属の方、過去に受講歴がない施設の方等を優先して選考させていただきます。
※受講の採否については、都道府県、施設長およびチーム代表者あてに平成30年8月末までに文書で通知します。
受講が決定された方は、事前課題を送付いたしますので、9月21日(金)までに下記アドレスあてにメール送信にて提出してください。
事前課題提出先:研修専門職 橋本 E-mail:yakuzaishi-training@ml.res.ncc.go.jp
3.申込期限
平成30年07月27日(金)17:00必着
4.送付先
国立研究開発法人国立がん研究センター研修事務局(オスカー・ジャパン株式会社内)
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-35-1 ネオ・シティ三鷹
TEL:0422-24-6818(平日10:00~12:00、13:00~16:00) FAX:0422-24-6812
E-mail:info-ncc-kensyu@ml.res.ncc.go.jp
経費
受講料は無料としますが、旅費等は受講者側の負担となります。
修了証書
すべてのプログラムに参加された研修受講者には、修了証書を交付します。
途中入退席者には修了証書は交付されませんので、ご了承ください。
問い合わせ先
<申し込み受付に関するお問い合わせ>
国立研究開発法人国立がん研究センター研修事務局(オスカー・ジャパン株式会社内)
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-35-1 ネオ・シティ三鷹
TEL:0422-24-6818(平日10:00~12:00、13:00~16:00) FAX:0422-24-6812
E-mail:ncc@oscar-japan.com
<研修内容に関するお問い合わせ>
国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター
がん医療支援部 教育研修室 橋本 浩伸(研修専門職)
〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1
TEL:03-3547-5201(ダイヤルイン番号) 内線3531 FAX03-3542-3495
E-mail:yakuzaishi-training@ml.res.ncc.go.jp
その他
- 研修修了者については、研修事業の活性化を促進する情報提供のため、がん対策情報センター公式ホームページ「がん情報サービス」内に、所属施設および氏名を公表いたします。
- 昼食時間は1時間です。
ご自身でご用意もしくは、外食等でお取りいただきますようお願いたします。 - 希望者には1日目終了後、通院治療センターの見学が可能です。
- 研修会実施の記録として写真を撮影することがあります。