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【臨床検査技師向け】 2026年

多地点臨床検査カンファレンス[2026年度-第1回]

企画・司会: 新潟県立がんセンター新潟病院
研究部 主任臨床検査技師/ 笹岡秀之

当院は、新潟県の都道府県がん診療連携拠点病院として、県民をはじめとする全ての患者さんに最善のがん医療を提供することを基本理念とし、研究部もその一翼を担うべく日々の業務に取り組んでいます。今回、各部門の取り組みについて、紹介します。

1.当院におけるホルマリン固定パラフィン包埋ブロック(FFPE)保管についての取り組み

研究部 主任臨床検査技師 / 柳原 優香

ホルマリン固定パラフィン包埋ブロック(FFPE)は、HE標本や免疫染色などの病理検査や遺伝子検査で広く用いられています。半永久的な保存が可能である一方で、当院では増え続けるブロックの保管スペースの逼迫が大きな問題となりました。本報告では、当院のFFPE保管における問題点や保管期間の再検討、病院の協力を得た新たな保管場所の確保など、取り組みについて紹介いたします。

2.血液培養検査の取り組み~2セット採取・血液量のモニタリング~

研究部 主任臨床検査技師 / 井塚 翔

血液培養検査は血流感染症診療に必要不可欠な検査であり、原因菌の検出率向上には2セット採取及び適切な血液量による実施が重要とされています。当院では2024年度より、1セットのみ提出となっている症例に対し、必要時に臨床へコメントを実施しています。また、計量器を用いて血液培養ボトルの重量測定を行い、血液量を算出する運用を同年度より開始しました。血液培養検査の2つの取り組みにおける現状と今後の課題について報告します。

3.輸血室における超緊急輸血教育動画作成の取り組み

研究部 主任臨床検査技師 / 鷲澤 徳子 

当院における超緊急輸血の発生件数は年に0~1回と非常に稀で、かつ大半は時間外に発生しています。平時と異なる紙運用での対応に際してマニュアルは整備してあるものの、具体的なイメージを伴うような教育の実施は難しい状況でした。看護部でも同様の課題を抱えていたことから、看護部と協働で教育用動画作成に取り組んだので紹介します。

4.免疫チェックポイント阻害薬(ICI)関連心筋炎の早期発見・早期治療への当院の取り組み

研究部 主任臨床検査技師)/ 小林 若菜

免疫チェックポイント阻害薬(ICI)による免疫関連有害事象(irAE)の中で、ICI関連心筋炎の発症率は約1%以下と稀です。しかし、発症すると急速に病状が進行することがあり、致死率が約30~50%と高いことが知られています。早期発見・早期治療のためのスクリーニング検査や、発症が疑われた場合の対応等について当院の取り組みを紹介します。

更新・確認日:2026年03月24日 [ 履歴 ]
履歴
2026年03月24日 抄録を更新しました。
2026年01月09日 抄録を掲載しました。
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