本冊子は東日本大震災を体験したがん治療、緩和ケア、在宅医療に携わる医療福祉従事者の現場体験を伝え、今後起こりうる大規模災害に向けて、役立つ現場の知識を提供することを目的として作成されました。
体験者への聞き取りを通じて、災害時に発生した問題とその対応を洗い出し、災害医療のあり方や減災の取り組みについての課題を提示することで、今後の基礎資料としての役割を担うものです。
患者さん向けの対応マニュアルについては、「大規模災害に対する備え」をご覧ください。
現場力を上げるために東日本大震災の体験を知る-在宅医療・がん治療・緩和ケア-[2014年]
※ 本冊子は、平成26年度 厚生労働科学研究費補助金 地域医療基盤開発推進研究事業「被災地に展開可能ながん在宅緩和医療システムの構築に関する研究」班(研究統括者 堀田知光)の成果をもとに作成されました。