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開催日時

開催日:2017年10月12日(木)~10月13(金)および 2018年02月23日(金) 3日間
開催時間:詳細につきましては、プログラムを参照してください。

会場

国立研究開発法人国立がん研究センター 築地キャンパス
 〒104−0045 東京都中央区築地5−1−1

主催

国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター

研修のねらい

わが国のがん対策の一環として、がん診療に従事する看護師(特に指導者的役割を期待するもの)が、高度で専門的な知識および技術を修得し、がん看護実践の均てん化と充実を図ることを目指しています。

対象

  1. 厚生労働省が指定する都道府県または地域がん診療連携拠点病院等に勤務し、がん診療に従事する看護師で、看護師資格取得後5年以上の実務経験を有する方
  2. 受講する研修に関する分野の実務経験を3年以上有する方
  3. 所属施設のがん看護において指導者的立場にある方
  4. 退院支援専従看護師、がん領域の「専門看護師」「認定看護師」でない方を優先

募集人数

50名

内容

1.目的

退院支援・在宅療養支援に関する専門的な知識と効果的な指導方法について理解を深め、がん患者と家族のQOL向上を目指した主体的な療養生活を支援する能力を高める。

2.目標

  1. がん患者の退院支援・在宅療養支援の特徴とプロセスを説明できる。
  2. がん患者の療養の場の特徴と意思決定支援について説明できる。
  3. がん患者の退院支援・在宅療養支援に必要なアセスメント項目を列挙できる。
  4. 退院支援・在宅療養支援における症状マネジメントの考え方と方法を説明できる。
  5. 退院支援・在宅療養支援における日常生活の調整の考え方と方法を説明できる。
  6. 退院支援・在宅療養支援における家族ケアについて説明できる。
  7. 退院支援・在宅療養支援で活用できる診療報酬と社会福祉資源について概説できる。
  8. 退院支援・在宅療養支援における多職種とのチームアプローチと看護師の役割を説明できる。
  9. がん患者と家族のQOL維持向上を目指した退院支援・在宅療養支援を実践できる。
  10. 自己や所属施設の退院支援・在宅療養支援の課題と解決策を述べることができる。
  11. 所属施設の看護師に、がん患者の退院支援・在宅療養支援について効果的に指導する方法を検討し、実施できる。

3.プログラム

日程 時間 方法・テーマ 内容 講師
10/12
(木)
09:00~09:30 オリエンテーション 自己紹介  
09:30~10:30
(60分)
【講義】
退院支援・在宅療養支援のプロセスとアセスメント
日本の人口動態の変化と地域包括ケアシステム、退院支援の3段階、在宅療養支援を始める時期など 村瀬 麻樹子(国立がん研究センター中央病院 看護部 副看護師長 地域看護専門看護師)
10:40~12:20
(100分)
【グループワーク】 自施設における退院支援・在宅療養支援の現状と課題の明確化、解決策の検討 先原 久美恵(国立がん研究センター中央病院 看護部 副看護師長 退院支援看護師) 村瀬 麻樹子
13:30~14:30
(60分)
【講義】
がん患者の在宅療養生活のアセスメントとケア
がん医療を取りまく状況、療養場所とがん患者のケアの特徴、病院と在宅の連携など 宇野 さつき先生(新国内科医院 看護師長 がん看護専門看護師)
14:40~15:40
(60分)
【講義】
訪問看護の実際と多職種連携
がん患者の在宅ケア、訪問看護と在宅医療の特徴、病院と在宅のチームアプローチなど 宇野 さつき先生
15:50~17:20
(90分)
【講義】
在宅療養を見据えた、がん患者の苦痛な症状のマネジメント
がん患者のQOLの包括的アセスメント、在宅療養を見据えた苦痛な症状のマネジメントの考え方と実際(疼痛・せん妄・呼吸困難・便秘等) 坂下 美彦先生(千葉県がんセンター 緩和医療科 医長)
10/13
(金)
09:00~9:50
(50分)
【講義】
がん患者の意思決定支援
がん患者の意思決定支援の場面と内容、意思決定支援において看護師ができること、など  
10:00~11:00
(60分)
【講義】
退院支援に関する診療報酬と物品の調整
在宅療養指導管理料の考え方、物品(輸液ポンプ、PCAポンプ、経管栄養、在宅酸素、吸引器、ドレッシング剤など)の調整、など 先原 久美恵(国立がん研究センター中央病院 看護部 副看護師長 退院支援看護師)
11:10~12:10
(60分)
【講義】
介護保険制度
介護保険制度とサービス内容、費用など 宮田 佳代子(国立がん研究センター中央病院 相談支援センター がん専門相談員)
13:20~15:20
(120分)
【グループワーク】
模擬事例
模擬事例による退院支援の展開、グループ発表 村瀬 麻樹子(国立がん研究センター中央病院 看護部 副看護師長 地域看護専門看護師)
※ファシリテーター:先原 久美恵
15:30~16:00
(30分)
【グループワーク】
事例の解説
模擬事例の解説、質疑応答 村瀬 麻樹子(国立がん研究センター中央病院 看護部 副看護師長 地域看護専門看護師)
16:00~16:15 まとめ 事後課題の説明  
事後課題1:がん患者と家族のQOL維持向上を目指した退院支援・在宅療養支援を1事例実践し、ワークシートにまとめる
日程 時間 方法・テーマ ファシリテーター
2/23
(金)
09:50~10:00 オリエンテーション  
10:00~12:00
(120分)
【実践報告】全体、グループ 宇野 さつき先生(新国内科医院 看護師長 がん看護専門看護師)
先原 久美恵、村瀬 麻樹子
13:00~15:30
(150分)
【グループワーク】
所属施設や部署の看護師に、がん患者の退院支援・在宅療養支援を効果的に指導する方法の検討
ポスター発表
塚越 真由美(国立がん研究センターがん対策情報センター がん看護専門看護師)
宇野 さつき先生
先原 久美恵
村瀬 麻樹子
15:30~16:00 修了証書交付、アンケート記入  
※ プログラム、講師は変更の可能性があります。
※ 本コースは、国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院看護部教育委員会がん看護専門教育(がん看護専門コース)と合同開催になります。

4.事後課題

本研修修了後に、所属部署や施設の看護師を対象に実施した伝達講習や教育について、レポートを提出する。

受講料

25,920円(税込)
※受講が決定した方へ当センターから請求書を送付いたしますので、銀行振込にて指定日までにお振り込みをお願いいたします。
※ご入金後に受講をキャンセルされた場合、ご返金致しかねますので、ご了承ください。

修了証書

研修受講者には、修了証書を交付します。
途中入退席者には交付されませんので、ご了承ください。

申し込み

申込期限:2017年06月30日(金)16:00

1.申し込み方法

お申し込みの前に必ずこちらの【申込マニュアル簡易版】をご覧ください。

【WEB申込フォームはこちら】(申し込みを締め切りました)

【受講者マニュアル~WEB申し込み~】

【WEB申し込みFAQ】
ご不明な点はこちらをご確認ください。

WEBでのお申し込み後所定の書類1)2)3)を 申込期間内必着 にて研修事務局に郵送してください。

所定の書類
1)【様式1】所属施設長からの申請書
2)【様式2】(看護管理者の)推薦書
3)【様式3】受講希望理由書
書式はこちらからダウンロードしてください。

*施設からの応募が複数名の場合は、【様式1】は一施設一枚の提出で結構です。
*封筒のおもてに「がん看護専門分野指導者研修 がん患者の退院支援・在宅療養支援コース」と朱書きしてください。
*簡易書留や宅配便の利用など到着確認のとれる方法で送付してください。
WEB申し込みと送付書類の到着をもって受け付け完了 となりますのでご注意ください。

*送付先(研修事務局):
  国立研究開発法人国立がん研究センター研修事務局(オスカー・ジャパン株式会社内)
  「看護師研修」係
  〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-35-1 ネオ・シティ三鷹
  TEL:0422-24-6818(平日10:00~12:00、13:00~16:00)

2.受講決定

応募者が定員を超えて多数の場合、都道府県または地域がん診療連携拠点病院所属の方、過去に受講歴がない施設の方等を優先して選考させていただきます。 
選考結果は、2017年7月下旬頃に本人および施設長宛に通知します。

※受講が決定された方は、事前課題をご記入の上、研修初日にご持参ください。

3.申込期間

2017年4月3日(月)10:00~6月30日(金)16:00 (WEB申し込みと郵送書類必着)

障害のある方へのご案内
研修受講者で、障害等があり受講上の配慮を希望される場合は、研修申し込み時に研修担当者(E-mail: kangokensyu@ml.res.ncc.go.jp)にご連絡ください。研修申し込み時にお申し出がない場合、受講上の配慮ができなくなることがございます。また、ご希望のすべてに対応できるとは限りませんのでご了解ください。
※受講上の配慮の例:座席を前列または入口付近に設定、補聴器の持参使用、介護者の研修会場への同伴等

問い合わせ先

<申し込み受け付けに関するお問い合わせ>
国立研究開発法人国立がん研究センター研修事務局(オスカー・ジャパン株式会社内)
 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-35-1 ネオ・シティ三鷹
 TEL:0422-24-6818(平日10:00~12:00、13:00~16:00)
 E-mail:info-ncc-kensyu@ml.res.ncc.go.jp

<研修内容に関するお問い合わせ>
国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター
がん医療支援部 教育研修室 塚越 真由美(研修専門職)
 〒104−0045 東京都中央区築地5−1−1
 TEL:03−3547−5201(ダイヤルイン番号) 内線3532
 E-mail:kangokensyu@ml.res.ncc.go.jp

その他

※ 本研修修了者は、都道府県における研修事業の活性化のための情報提供として、がん対策情報センター公式ホームページ「がん情報サービス」内に、氏名および所属施設名を公表いたします。

本研修を受講された方へ

研修3日目に向けて、がん患者への退院支援・在宅療養支援の実践をワークシートに記載の上、提出をお願いします。
※ワークシートはこちら
1)【情報収集用紙】
2)【退院支援計画書】
3)【退院支援・在宅療養支援実施記録用紙】
※提出期限:平成30年2月15日(木)
※提出先:E-mail: info-ncc-kensyu@ml.res.ncc.go.jp
※件名に「【事後課題1】H29 がん患者の退院支援・在宅療養支援コース(看護)」と入力してください。

更新・確認日:2017年10月04日 [ 履歴 ]
履歴
2017年10月04日 事後課題を掲載しました。
2017年04月03日 掲載しました。
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