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【薬剤師向け】 2021年

薬剤カンファレンス[2021-第1回]

(岐阜大学医学部附属病院発信)
司会 岐阜大学医学部附属病院 薬剤部 薬剤部長 鈴木 昭夫

今回、岐阜大学医学部附属病院及び岐阜市民病院における最近の薬剤師の取り組みについて報告する。このカンファレンスを通じて多施設での意見交換が出来ればと考える。

1.検査値チェックによる抗がん薬破棄の削減に向けた取り組み

岐阜大学医学部附属病院 薬剤部 山田 悠人

調製後の抗がん薬が投与前の変更や延期によって廃棄されることがある。これらの抗がん薬の破棄を減らすことは医療経済上重要であるとともに誤投与を防ぎ、医療安全の担保にもつながる。当院ではすべてのレジメンにおいて医師と協働で開始および減量基準を定めている。そのため、当日に検査がある場合には、薬剤師による検査値のチェックを行い、化学療法実施の可否について確認することで、抗がん薬の破棄や誤投与を防いでいる。今回、この取り組みの有用性について調査したので報告する。

2.外来化学療法室における薬剤師の関わり~日常業務における薬学的介入とQOLの評価~

岐阜大学医学部附属病院 薬剤部 主任 藤井 宏典

がん化学療法を実施するうえで、患者のQOLを担保することは重要な課題である。外来がん化学療法は患者のライフスタイルの変化を大きく変えることなく治療を続けることができるため、入院治療と比べQOLを高く維持できるといわれている。しかし重篤な有害事象の発現は患者の日常生活に直接的な影響を与えるため、患者のQOL低下を招く可能性がある。今回、外来化学療法室で治療を受けた患者におけるQOLと有害事象との関連および薬剤師の介入が患者のQOL改善に与える影響を検討したので報告する。

3.岐阜大学医学部附属病院における、がん治療における適応外使用への取組み

岐阜大学医学部附属病院 薬剤部 副薬剤部長 飯原 大稔

希少がんや原発不明がんなど、がん化学療法においては該当する保険適応を有した薬剤がないがん腫がある。岐阜大学医学部附属病院では、適応外等医薬品使用の把握及び審査体制を確立し、さらに専用のデータベースを構築することによって審査事例の審査内容や治療経過や効果について記録と評価を行ってきた。本発表では臨床倫理室と抗がん薬の適応外使用への薬剤師の役割について報告する。

更新・確認日:2021年04月09日 [ 履歴 ]
履歴
2021年04月09日 抄録を更新しました。
2021年01月08日 抄録を掲載しました。
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